サッカーで思いやり育む ベルマーレが巡回教室
鳶尾小学校で1月24日、サッカーJ1の湘南ベルマーレによる小学校体育巡回事業が行われた。
子どもたちにスポーツの楽しさや地元チームへの愛着を育んでもらおうと、同クラブが2001年から県内9市11町のホームタウンにある小学校を対象に実施している。これまでに延べ28万人の児童が参加し、厚木市では今年度に20校を訪問するという。
当日はベルマーレフットボールアカデミーのスタッフ2人が来校し、4年生約50人がボールを使ったウォーミングアップやパス、ミニゲームなどを通してサッカーを楽しんだ。
アカデミースタッフは「相手が取りやすいパスを出すためには、思いやりを持つことが大切」などと呼び掛けながら指導を行い、参加した児童は「ボールが跳ねないように、優しく転がしてパスを出そうと心掛けた」と話した。