上星川小4年1組 地域を知る探検隊 住民交流も実現
羽沢横浜国大駅周辺や羽沢南町内会館などを巡るイベント「協力ミッション!羽沢どきどき探検隊!〜あなたはクリアできるかな?〜」が3月1日に開催された。
同イベントは、横浜市立上星川小学校(西山久美子校長)4年1組が総合的な学習の時間で企画。同クラスでは今年度、「まちづくりに関わっていく」をテーマに学習を進めてきた。児童は羽沢横国まちづくり協議会で顧問を務める和田勝己さんによる授業を受け、まちづくりについて学んだ。授業では、「自分たちが住んでいる地域の良い所を知って愛着を持つこと」や「住民同士の交流」などのヒントが紹介されたという。
自分たちができる方法でまちづくりに関わる取り組みができないかと考えた児童は、住民同士が交流しながらまちのことを知ることができる同イベントを企画した。
協力しながら
当日は羽沢横浜国大駅前の広場に集まり、少人数のグループに分かれて探検をスタート。「リビオタワー(同駅前の高層マンション)は何階建て?」「駅の近くにある歩道橋の階段は何段?」など、児童が用意した問題を解くとチェックポイントでスタンプがもらえるというもの。参加者は協力しながらクイズに挑戦し、各所のミニゲームで交流を深める様子が見られた。同クラスに通っている娘の穂香さんから誘われて家族で参加したという酒井辰徳さんは「住民同士が交流できる良い機会になった。知らなかったことがクイズで知ることができるから愛着を持つことにつながるのではないか」と感想を話した。