還暦超えてもカキーン!中部日本大会「上越ライフロング野球クラブ」が3位
北信越や東海地方のシニアチームが出場する中部日本還暦軟式野球大会が17日(土)と18日(日)の2日間、上越市で開かれました。上越市からは「上越ライフロング野球クラブ」が出場し3位でした。
この大会は北信越や東海を含む、中部エリアで60歳以上の人を対象に全日本還暦軟式野球連盟が毎年開いています。会場は持ち回りで、上越市では初めてです。出場したのは上越市の「上越ライフロング野球クラブ」を含む県内の2チームなど7県16チームです。試合はトーナメント方式です。
「上越ライフロング野球クラブ」は結成26年、60歳から71歳までの24人が所属しています。初戦は岐阜南クラブと対決しました。
1対1の同点で迎えた4回表、布施の2塁打などで3点を入れ、4対1と引き離します。さらに5回、相手のミスで1点を追加しました。
最終回の7回裏、岐阜南に1点を奪われるものの、先発ピッチャーの小田が最後まで投げ切り5対2で勝ちました。
完投した小田武さん
「初回はデッドボール、フォアボールとランナーをいっぱい出したが立ち直れた。先輩方 上越のレジェンドがそろっている。一緒に野球やれて楽しい」
池亀透さん
「67歳。(元気の秘訣は)野球と日々の晩酌。チームの一体感。日々の練習は厳しいが、結果が出ればやったと思う」
試合には、今年加わった加藤文人さんも出場し、3回表に2ベースヒットを放ってチームを盛り立てました。
加藤文人さん
「60歳以上には見えない。皆さん元気でびっくり。ここはこうした方がいいなど、指導してくれるのが自分のプレーにも生かされる」
「上越ライフロング野球クラブ」は準決勝で敗れ、14年前の最高成績と同じ3位でした。
大会実行委員長の吉川正美さんは「60歳になっても元気に野球ができる。高齢者に勇気と自信を持ってもらえればいい大会になる」と話していました。
上越ライフロングは、今年10月下旬に千葉県で行われる全日本選抜還暦軟式野球大会にも出場します。