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賢い犬に育てる『4つの方法』愛犬の知能アップの秘訣やしつけのコツまでご紹介

わんちゃんホンポ

1.多くの経験をさせて社会性をつける

賢い犬は、単純に知能指数が高いというだけでなく、自分の頭で考えて行動できる犬だと言えるでしょう。そのような賢い犬を育てるためには、犬にたくさんの経験をさせて社会性を身につけさせることが大切です。

様々な場所に出かけ、色々な人や犬と出会い、音・香り・景色などを見たり、あらゆる体験をすることで、犬は心身ともに大きく成長します。そのような犬は、どこに行っても誰に会っても落ち着いて過ごすことができるのが特徴です。

何らかの問題や困ったことが起きたとき、自分なりに考えて自信を持って行動できる犬には、たくさんの経験値が必要だと考えられます。不安やストレスを感じている状態では、冷静な判断もできなくなってしまいますし、チャレンジングな行動もできないでしょう。

愛犬を賢い犬に育てるための土台づくりとして、ぜひ様々な経験をさせて社会性を身につけさせてあげてください。

2.頭を使う遊びをさせる

愛犬を賢い犬に育てたいなら、日頃の遊びの中でもどんどん頭を使わせてみましょう。頭を使って考えて行動し、その行動によって成功が得られるという体験をすることは、脳の活性化にも非常に効果的です。

おもちゃ遊びをさせたり、ドッグランで走らせたり、というような遊び方はもちろんいいものですが、賢い犬に育てたい場合には「かくれんぼ」や「宝探し」などの遊びを取り入れることをおすすめします。

どちらもその名の通り、飼い主さんや犬にとっての宝(=おやつやおもちゃなど)を探させるゲームです。その中で、少しずつ隠し場所のレベルアップをしたり、「おすわり」「待て」など基本的なしつけを取り入れたりするといいでしょう。

大切なことは、「犬が少し考えて成功できるレベル」に設定してゲームを進めていくことです。簡単すぎると飽きてしまいますし、脳の活性化にもつながりません。犬が「どうすればいいんだろう?」と自発的に考えて、モチベーションを高く持って行動できるようにすることが大切です。

また、犬が「もっとやりたい」と思うように短時間で終わらせたり、最後は必ず成功させて終わらせるようにしたりすることも意識しておきたいポイントです。

3.行動を評価して自信をつける

犬を賢く育てるためには、しつけやトレーニングをおこなうことが欠かせません。その際、できるだけほめてしつけることをおすすめします。

当然、間違った行動を叱る場面などはありますが、飼い主さんからの指示に対して起こした反応や行動については、できるだけ叱らず対応してください。正しい行動に対してはしっかりとほめ、そうでなければ正しい行動へと誘導するようにしましょう。

犬は大好きな飼い主さんに「かわいいね」「いい子だね」などと愛情表現されることで、幸せを感じます。

しかし、賢い犬の育てたければ、ただ漠然とほめるのではなく、犬の行動を観察してそれを評価することが効果的です。飼い主さんに認められたという満足感を感じ、自信をつけて行動できるようになるでしょう。

4.犬の性格に合わせたしつけをする

一概に「賢い犬」といっても、様々なタイプの犬がいると思います。そのため、愛犬の気質や性格に合わせてしつけをおこなったり、接したりすることもとても大切なことです。

様々なことを覚えさせて賢い犬へと育て上げるためには、犬自身がトレーニングに積極的に取り組むことが重要なポイントだといえます。

飼い主さんのトレーニング方法や声かけの仕方によって、犬は前向きに取り組むこともありますし、反対に萎縮してしまうこともあるため、愛犬の様子をよく観察して効果的な接し方を模索してください。

まとめ

愛犬を賢く育てたいのであれば、まずは犬が自分の頭で考えて行動できるように、社会性や自信を身につけさせましょう。そのうえで、愛犬に合った接し方で楽しくトレーニングをおこない、犬自身に向上心を持たせることが大切です。

簡単なことではないかもしれませんが、「飼い主さんと一緒に頑張りたい」と思ってくれる犬はとても可愛いものです。ぜひ、愛犬をよく観察して性質を見極め、最適な関わり方を見つけてください。

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