「キッチン泡ハイター」の“まな板以外”の2つの活用術「臭い対策に」「思ってたより日常で使える」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。まな板や排水口のお掃除に便利な、花王の「キッチン泡ハイター」。頼りになる1本ですが、じつははまだまだ使い道があります。ここでは、キッチン泡ハイターの“意外な使い道”をご紹介します。
1.お弁当箱の臭い取りに
使っているうちに、臭いが気になるお弁当箱。じつはこれも、キッチン泡ハイターを使うと臭いがとれます。
箱の中の汚れを洗い流してから、キッチン泡ハイターを薄く広げるように吹きかけましょう。ふたも同じようにして、2分ほどそのまま放置。
最後に水で30秒以上洗い流せば、臭いはスッキリしますよ。
2.ステンレスタンブラーの内側のお手入れに
この季節は温かい飲み物を入れる機会が増えて、知らないうちにタンブラーの中が茶渋だらけ……なんてこともあるはずです。
そんなタンブラーのお手入れも、キッチン泡ハイターを試してみてください。
タンブラーの内側にキッチン泡ハイターをかけたら、5分置いて流水で30秒以上洗い流すだけ。
簡単なお手入れですが、茶渋やコーヒーの輪じみが落ちます。
ただし、ステンレス以外の金属は使用不可。ステンレスの場合でも、長時間放置するとサビの原因になりますので注意してください。
こんな使い方も……!
ステンレスタンブラーやお弁当箱のほかにも、
・ステンレス水筒の本体、ふた、パッキン
・おしぼり、ふきん(色柄ものに注意)
・シリコン製のキッチンツール
などのお手入れに使えます。ただし、材質が不明なものや木製品は変色する可能性があります。事前に目立たないところでテストしましょう。
キッチン泡ハイターを家事に活用しよう
キッチン泡ハイターは、まな板をはじめとする“漂白剤”という印象が強いかもしれません。しかし、使用用途は幅広く、茶渋落としや消臭にも使える優れものです。
一方で使えない素材もあるため、正しい使用方法や注意事項を確認のうえ、キッチンまわりのお手入れに役立ててみてくださいね。
注意:キッチン泡ハイターは塩素系漂白剤です。使用時は必ず換気をし、酸性タイプの製品(食酢、アルコール、酸性の洗剤、生ごみなど)と絶対に混ぜないでください。有毒な塩素ガスが発生し、大変危険です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア