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トム・クルーズが宇宙進出、「宇宙でしか実現できない映画を」と監督が意気込み

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『トップガン マーヴェリック』や『ミッション:インポッシブル』シリーズ……スタントアクションの全てをやり尽くした感のあるトム・クルーズが、もはや地球では飽き足らず実際に宇宙空間でアクション撮影する映画が企画中だ。監督は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)や『バリー・シール/アメリカをはめた男』(2017)でクルーズとタッグを組んでいるダグ・リーマン。

この企画は2020年にしたもの。イーロン・マスク率いる宇宙開発企業SpaceXとNASA協力のもと、宇宙空間で製作される人類史上初の長編映画となる見込み。注目が集まっていてが、クルーズとリーマンも多忙を極めており、また保険契約も煩雑となるため進捗は鈍い。

リーマンは米にてこの前代未聞の宇宙企画について、クルーズ共々ほかのプロジェクトで手一杯のため、現時点でまだ何も予定できてないと報告。もっとも、企画実行への想いは募るばかりであるという。

「宇宙に行きたい思いは増すばかりです。減ることはありません。ただし、我々の目標は、素晴らしい作品を作ること。多くの人が、“わぁ、宇宙にいるんだ”という小手先のことをやろうとしてます。私は、そういう小手先のプロモーションだけのことに興味はありません。私が作りたいのは、100年後、宇宙で撮影された映画が何百本も存在し、宇宙が舞台の映画が何ら珍しくなくなった時代でも観てもらえるような映画です。それが全ての目標です。」

せっかく宇宙で撮影するのだから、宇宙ならではの映像を作りたいというのが、彼の想いであるようだ。「もしも宇宙で映画を撮るなら、地球では実現できない、宇宙でなければ実現できないような素晴らしいエンターテインメントをどう創り出すかが問われます。テクノロジーとストーリーテリングの問題ですね」とリーマンは加えている。

現在63歳のクルーズは「僕は100歳まで映画を作り続けたい」と。超絶スタントで全世界の観客の度肝を抜いてきたクルーズにとっても、宇宙での撮影はキャリア最大の野心にして、人類史上にも残る挑戦となるだろう。クルーズは現在、海底恐怖映画『Deeper(原題)』などを控えているところで、リーマンもAIやAR、VRを組み合わせた全く新しい「Android XR」テクノロジーを用いた映画『Asteroid(原題)』を進めているところ。映画界の常識を覆す2人が次に出会う場所は、宇宙。その可能性は無限だ。

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