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N700SやHC85系のアパレル商品がアマゾンサイトに登場 JTAのライセンスビジネスが新展開

鉄道チャンネル

JTAの「アマゾンマーチオンデマンド」の商品見本。ドクターイエローはコンピューターによるボクセルで描画する(画像:JR東海エージェンシー)

スポーツも音楽も推し活全盛の昨今。もちろん鉄道趣味の世界も推しが存在感を増す。そんな〝推し鉄〟の皆さまへの耳寄り情報。JR東海グループでライセンスビジネスを手掛ける、JR東海エージェンシー(JTA。本社・東京都港区)が発信元になったこんなアパレル商品はいかが。

JTAが版権を持つ0系からN700S系までの東海道新幹線、在来線ではHC85系や313系、珍しい車両では東海道新幹線のドクターイエロー(923形)や在来線軌道・電気総合試験車・キヤ95系などをプリントした、オリジナルの鉄道アパレルのインターネット通販が2024年12月9日から始まった。販売するのはTシャツやトレーナー、パーカーなど全部で約100種類。

販売元は、インターネット通販で誰もが知るAmazon(アマゾン)。JTAは車両デザインなどを登録、顧客の注文を受けたアマゾンが作品をTシャツなどにプリントして消費者に届ける。

アマゾンの商品ジャンル名は、「Amazon Merch on Demand(アマゾンマーチオンデマンド)」。JTAは版権を売るだけで在庫を持つ必要がなく、リスクを回避できる。さらに、アマゾンの通販ルートに乗せることで、世界規模に販路を拡大できる。

JTAはより多くの商品に鉄道キャラを活用してもらおうと、2024年11月にライセンシー商品化支援サービス「レントレ」をスタート。写真、動画、3Dデータといった素材を用意して市場ニーズに対応する。アマゾンマーチオンデマンドも、レントレのルートで実現した。

折しも、東海道新幹線ではビジネス目的以外の利用が拡大する。JR東海は、「推し旅」のネーミングでアニメなどとのコラボに力を入れる。JTAは、商品や提供素材のラインナップを充実。「ニッポンのシンカンセン」を世界に発信して、自社のビジネスチャンス拡大とともに鉄道ファンのすそ野を広げる。

記事:上里夏生

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