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磯子センターが50周年 1500万人以上利用の複合施設

タウンニュース

合同イベントへの来場を呼び掛ける近藤館長

磯子区の磯子センターが、今年10月5日で開館から50周年を迎える。地区センターや老人福祉センターの機能を備える複合施設として、これまでの来館者は1500万人以上に上る。合同イベントを行う9月29日(日)には、記念式典を開いて半世紀の節目を祝う。

磯子センターは1974(昭和49)年、「磯子地区センター」「老人福祉センター喜楽荘」「磯子図書館」の複合施設として開館。地区センターとしては、希望が丘地区センター=旭区=に次ぐ横浜市内で2番目に古い施設となる。磯子区総合庁舎がリニューアルされた99年には図書館が同庁舎内へ移転し、同年から現在と同じ磯子区区民利用施設協会が運営する。

同センター30周年記念誌によると、かつて保健所があった場所に立地し、76年には秩父宮妃殿下が訪問した歴史もあるという。来館者数は2021年に1500万人を突破した。現在は館内1階から4階にかけて、磯子地区センターと老人福祉センター喜楽荘の設備として体育館や会議室、茶室、音楽室などがあり、地域でさまざまな活動を行う個人・団体が利用。5階には磯子区社会福祉協議会の事務局などが入り、日々多くの人が訪れている。

3者合同で祭り

同センターと磯子区社協、隣接する磯子地域ケアブラザの合同で9月29日、「いそごふれあいフェスティバル」が開催される。午前10時から午後3時まで。雨天決行、荒天中止。

同センターや同ケアプラザ内で作品展示やステージ発表、福祉体験などを行うほか、子どもが楽しめる遊び場も登場。駐車場スペースには販売コーナーが設けられ、地域の有志による飲食物の販売も行う。

同日に関係者を招いた同センター開館50周年記念式典も開く。同センターの近藤基幸館長は「今年も磯子まつりと同日にふれあいフェスティバルを開催します。ぜひ多くの方にご来場いただけたら」と話している。

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