村田川ルアーシーバス釣行で65cm筆頭に本命5匹【千葉】ナイトゲームはワームに連続ヒット
早いもので、気が付けばすでに11月になっている今日この頃。シーバスを追い続けていると、1年があっという間だ。しかし、シーバスアングラーに休息はない。秋の荒食いが終われば、すぐにバチ抜けというイベントが待っている。と、その前に今年好調な千葉の村田川のシーバスを、昼も夜も楽しんだので、シーズン終盤戦の興奮を冷めないうちにお伝えしよう。
村田川ルアーシーバス釣り
10月30日(中潮)まだ明るい午後から村田川シーバスゲームをスタート。前日からの秋雨で増水とかなりの濁りで普通なら期待感はないだろう。しかし、ここではこの濁りこそ魚を呼ぶのだ。
かなり早い流れが出ているので、橋脚周りをフローティングミノーでドリフトぎみにジャークを入れながら探りを入れる。すると下からセイゴが飛び付いてきた。どうやらベイトの姿は見えないが活性は高いようだ。
デーゲームで65cmのシーバス
すかさずミノーの色を変えて同じように探ると、橋脚から少し離れた場所でヒット!あまり大きくないかと思いきや、力強い引きで上がってきたのは65cmのシーバスだった。まだ明るいうちにこのサイズは嬉しい。
見切られないようにカラーローテーションをしながら同じように探ると、再びヒット!先ほどよりも少しサイズダウンしたが、50cm級のきれいな魚体のシーバスだ。その後はさすがに見切られたのか、アタリが遠のきデーゲームは満足のうちに終了となった。
ナイトゲームで2匹追加
その予定はなかったが、ここまで好調だとナイトゲームもやりたくなる。そんなわけで暗くなってから第2ラウンドを開始した。
夜になるとさすがに少し寒くなってきたが、好調は続いた。ルアーは引き続きフローティングミノーを使用したが、昼間と違い早巻きで攻めると、立て続けに2匹のシーバスを手にすることができた。サイズこそ40~50cmだったが、今日は数釣れるので面白い。
そうこうしているうちに潮が引き、川底が露出し始める。
いよいよ釣りにくくなったが、終わりにする前にサイズアップを狙い、残っているシーバスを狙うことにした。水深はどこも20cmくらいなのでワームを使用する。
ワームでシーバス連続ヒット
浅すぎるので竿を立てて探ると、次々とシーバスがヒット!ランディングで苦戦し、4匹バラシてしまったが、5匹目をついにキャッチ!泥だらけの60cmはある良型を手にして本日の釣行を終了とした。結果、デーゲームで2匹、ナイトゲームで3匹のシーバスを手にすることができた。
釣果の決め手は雨後の濁り
この日の水温は表層付近で日中18℃、夜になると15℃まで下がったが、雨後の濁りが釣果の決め手となった。
これが雨が降らず水温も下がると水質はクリアになり、デーゲームはもちろん、ナイトゲームでも食わなくなる。ベイトの量が減るこれからは少し濁りが強いくらいの方が逆に良いときがある。
食い渋ったらワーム
さて今回の釣行は、いつも使わないワームを使用して激浅の河川を攻略した。実はシーバスはかなり浅い水深になっても川に残っている。しかし、ミノーなどでは底をこすってしまうので使えない。
そこでフワフワと漂う釣りができるワームを使えば無敵だ。これはなにも浅い場所だけではない。低水温期や活性が低いかも?と思ったら、ワームを試すのもありだ。できるだけ軽いジグヘッドを使うとさらに釣果が上がるので、覚えておくと切り札に使える。
このように、昼と夜もシーバスが釣れることが分かった。秋のシーバスはまだまだこれからが本番だが、美味しい季節は短い。釣行できるなら明日からでも近所の河川に突撃だ。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>