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<静岡高校サッカー>飛龍のエース丹羽咲人が3回戦で5得点2アシストの大暴れ!監督「あいつが抑えられて負けたらしょうがない」

アットエス

富士見戦でゴールパフォーマンスを披露する飛龍の丹羽


>>シンプルな戦術貫く飛龍(沼津市)は伝統校の牙城を突き崩せるか

全国高校サッカー選手権静岡県大会3回戦で、第3シード飛龍のエース丹羽咲人(フェルボール愛知出身)が故障明けながら5得点2アシストと大暴れ。「東部から全国へ」を掲げるチームの大黒柱がノッてきた。

右クロスをダイレクトで蹴り込んだ2点目、コーナーを頭でたたきこんだ4点目もストライカーらしい落ち着きが光ったが、巧みだったのは3点目だ。ゴール前の密集地帯をドリブルで抜け出し、腰をひねりながら左足でゴール右隅へ。非凡な得点感覚を見せつけた。

丹羽は8月初旬、大学生との練習試合で右足指を骨折し、約2カ月間のリハビリ生活を過ごした。ボールに触れなかった時期は上半身の筋トレに注力。この日はケガをして以降、初のフル出場だった。

「少しずつコンディションを上げていければと臨んだ一戦でした。フィジカルを強化してきたので、ちょっとずつポストプレーも、ボールを収めるプレーもできるようになってきたかなと思います」

指揮官「負けず嫌いなサッカー小僧」

武器は強さとやわらかさを備えた左足だ。繊細なタッチでボールを運び、パンチ力のあるシュートを放つ。身長178センチ。飛び抜けた高さがあるわけではないが、ゴールを狙うための引き出しは多そうだ。

菊川達也監督は言う。「本当に負けず嫌いなサッカー小僧。あいつが抑えられて負けるのならしょうがない。あいつが点を取ってチームを勝たせるか、抑えられて負けるか」。指揮官は、キャプテンで10番でストライカーの丹羽に全幅の信頼を寄せている。

中学時代にプレーしていた愛知県のクラブチームの監督の勧めで、飛龍の門をたたいた。2年時からエースナンバーをつける点取り屋にとっての集大成の大会だ。

「全国に行けるように、自分の武器を出しつつ、チームも勝てるようにしていきたい」。監督も認めるサッカー小僧が最後に大きな輝きを放とうとしている。

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