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モバイルICOCAの仕組み活用 「TOICA」「SUGOCA」でモバイルICサービス開始へ

鉄道チャンネル

JR西日本・JR東海・JR九州の3社は7日、「TOICA」「SUGOCA」のモバイルICサービスを開始すると発表しました。

JR西日本のモバイルICOCAの仕組みを活用するもの。JR東海のTOICAは2026年春以降、JR九州のSUGOCAは2027年春以降に、それぞれ導入する予定です。

これにより、今後はモバイルICOCAでJR東海エリア、JR九州エリアの定期券が利用できるようになります。購入時も駅に並ぶ必要はなく、自宅などでもモバイルの定期券を購入できるようになります。

中学生・高校生用通学定期券も、両エリアのサービス開始時から発売予定。新幹線定期券「FREX(通勤用)」「FREXパス(通学用)」は、東海道・山陽新幹線、北陸新幹線の上越妙高~敦賀駅間を対象に2026年春からサービス開始予定です。

【参考】「Suica」は今後10年でどのように進化するか JR東日本が将来像を発表
https://tetsudo-ch.com/12990997.html

ICエリア外の定期券も「モバイル利用可」に?

これまでICエリア外の駅を定期券区間に含む場合は、磁気定期券のみの取り扱いとなっていましたが、今後はモバイルICOCAで利用できるようにします。サービス開始時期は2027年春予定で、対象線区は検討中といいます。

JR西日本が提供するモバイルICOCAは、2023年3月22日にサービス開始。2025年2月末時点の利用者数は270万人を超えています。

(画像:JR西日本・JR東海・JR九州)

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