『グラディエーターII』吹替声優発表 ─ 武内駿輔、大塚明夫、山寺宏一、沢海陽子、宮野真守、梶裕貴
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』より、日本語吹替声優が一挙発表となった。武内駿輔、大塚明夫、山寺宏一、沢海陽子、宮野真守、梶裕貴が起用されている。
復讐を誓う剣闘士グラディエーターとして激しい闘いに身を投じていく若き主人公ルシアス(ポール・メスカル)を演じるのは、日本エンタメ界が誇る最強の若手声優と言っても過言ではない武内駿輔。ルシアスの才能を見抜き、利用し、帝国での地位を狙う謎の奴隷商人・マクリヌス(デンゼル・ワシントン)には、これまでもデンゼルの吹替を数々担当してきたレジェンド声優・大塚明夫。
ルシアスの妻を手にかけた因縁と、悪政はびこるローマ帝国の争乱に翻弄されていく屈強な将軍アカシウス(ペドロ・パスカル)には、声優が選ぶ声優総選挙でも1位に輝いたまさに“最強”のレジェンド声優・山寺宏一。前作『グラディエーター』から主要キャラクターで唯一の再登場となる元皇帝の姉、本作の主人公ルシアスの母でありローマ帝国の未来を憂えるルッシラ(コニー・ニールセン)は、24年前に公開された1作目から続投の沢海陽子。
そして一度目にしたら焼き付いて離れない、極悪非道でクレイジーな双子皇帝たち、ゲタ帝(ジョセフ・クイン)宮野真守、カラカラ帝(フレッド・ヘッキンジャー)梶裕貴が絶妙なコンビネーションと交錯する想いを演じきる。
主人公ルシアスを演じるにあたり、武内駿輔は次のようにコメントを寄せている。
「巨匠リドリー・スコットの作品に関わる事ができるなんて、まさに夢のようでした。ポール・メスカルは自分と年齢が近いこともあり、その表現の繊細さ、背中から放たれるオーラ、深く惹き込まれる瞳、全てにおいて強い魅力を感じ、間違いなく次世代のスター俳優だと思っていましたが、そんな彼を吹き替える機会をいただけるとは…今年の運は全て使い果たしました。
今回のルシアス役では、その繊細な表現力を活かし、荒々しくも高貴な出立ちを見事に演じきっています。映画としてはとにかくコロセウム上での戦闘の躍動感、スピード、カメラワークに、齧り付くこと間違いなしです!字幕を追う事なく、日本の映画ファンの感性をより刺激できるよう、心血を注いで吹き替えさせていただきました。
前作を知らない方でももちろん楽しんでいただけますし、前作ファンの方々の期待を、遥かに超える内容になっているんじゃないでしょうか。そして、声優陣の熱演ぶりを劇場の大きなスピーカーで体感できる、この機会をぜひお見逃しなく!皆様のご来場、心よりお待ちしております。力と名誉を!」
リドリー・スコットといえば、細部まで構想しつくした自身の世界観と物語を、緻密な映像作りと質感の表現によってスクリーンに拡げ、数々の傑作を生み出してきた“生ける伝説”のフィルムメイカー。日本語吹替版こそ隅々まで目を凝らせ、この最高・最強の映像体験を最大限まで味わえるはずだ。
なお、日本では字幕版だけでなく吹替版も一部を除くほぼ全ての劇場で上映される予定となっており、IMAX・4D・ドルビーシネマ・Screen X等のラージフォーマットも含めた初週公開スクリーン数は全884スクリーン。これは日本におけるパラマウント映画史上最大となる(過去最大:『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』の874スクリーン)。
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は2024年11月15日、日本公開。