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鳥貴族1号店が昭和のまま復活 俊徳店、創業40周年でタイムスリップオープン

おたくま経済新聞

鳥貴族1号店が昭和のまま復活 俊徳店、創業40周年でタイムスリップオープン

 焼鳥チェーン「鳥貴族」が、創業40周年を迎える5月1日より、1号店である俊徳店を期間限定で復活オープンさせました。会場は大阪府東大阪市・JR俊徳道駅から徒歩3分の立地にあり、10月31日まで営業予定。

 店内は1985年(昭和60年)の創業当時のメニューや内装を忠実に再現。また、オープンからの1か月間、創業当時の価格に合わせて全品250円(税込)で提供されます(6月以降は350円均一)。

【内装も当時を再現】

 今回の復活は、鳥貴族創業者・大倉忠司氏の長男であるタレントの大倉忠義さんが、鳥貴族公式Xの39周年投稿に「1号店復活を希望」とコメントしたことがきっかけ。多くのファンの期待とともに、鳥貴族の原点を再び体感できる貴重な場が実現しました。

 復活した俊徳店では、当時の人気メニュー「鳥平焼」や「鳥チーズ焼」など、創業者・大倉氏が若者や女性客向けに考案した創作料理を再現しています。

 ドリンクには、同氏が“鳥貴族の原点のお酒”と語る「ホイス」が復活。「ホイス」は後藤商店(現・有限会社ジィ・ティ・ユー)が開発・製造・販売を手がけ、門外不出の製法で造られる希少な焼酎ハイボールの素。今回は創業時と同じく、レモン割り・ライム割りなど全7種が提供されます。

 店舗の外観と内装も徹底的に再現。創業当時に使用されていた黄色と赤の大きな看板や、あえて天井を低くして落ち着いた空間を演出する設計、創業者が手書きしていたPOP類まで、当時を知る人には懐かしく、初めての来店者にも新鮮な驚きを与える空間づくりが施されています。

 また、俊徳店の2階には「鳥貴族記念館」も併設予定。6月のオープンを目指して準備が進められています。

 創業者・大倉忠司氏は、「現在は国内661店舗、そして海外に展開するまでに至りました。今回復活する俊徳店は、タイムスリップしたのではないかと思うぐらい、当時の外観や内装、メニューなどできる限り再現しています」「ぜひ足を運んでいただき、鳥貴族の原点を感じてみてください」とコメントしています。

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025050702.html

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