「今週は雪どけ進むが、天気コロコロ」北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年3月24日更新
北海道のあす25日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
雪どけ進むが天気コロコロ
きょう24日は午前を中心に全道各地で春の日ざしに恵まれました。
平年では、帯広で根雪が終わる日なんですが、帯広駅前にはまだ雪が残っていますね。
少し雪どけが遅くなっています。完全になくなるのはもう少し先になりそうです。
24日午後4時の各地の積雪ですが、太平洋側では0の地点が多くなっていますね。函館や室蘭、釧路は0です。稚内は11センチ、旭川は13センチと道北でも積雪が減っています。札幌のほうが34センチと多いですが、これでも平年よりは少なくなっています。
今週も雪どけが進みますが、天気は変わりやすくなります。雪の降る日もあるので、まだ油断せず、路面凍結に注意して下さい。
25日の北海道の天気と気温
あす25日の天気と気温です。
24日より日ざしが少なく、日本海側を中心に雨が降るでしょう。
最低気温は24日朝より5度以上高く、各地プラスです。最高気温は4月並みで、函館と帯広は今年の道内最高となる14度まで上がるでしょう。
25日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
早朝は雨が降りますが、朝にはほぼやむ見込みです。日中は薄日がさすでしょう。
25日もハンノキの花粉が飛びやすくなりそうです。室蘭でも今年最高となる12度まで気温が上がるでしょう。
道北・空知です。
早朝は各地で雨が降り、ザっと強まることがあるでしょう。旭川や富良野では朝も傘が必要ですが、午後は広く晴れる見込みです。旭川の最高気温は2日連続で2ケタ、10度でしょう。
道東・オホーツク海側です。
雲が広がりやすく、朝はオホーツク海側で小雨の降るところがあるでしょう。午後は日が差して、風も弱まり穏やかに経過します。気温は朝からプラスで、日中は中標津でも14度まで上がります。
25日からの北海道の週間天気予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
短い周期で天気が変わります。水曜は昼頃まで雨や雪が降り、道北やオホーツク海側ではうっすら雪の積もるおそれがあります。木曜の夜から金曜は雨、土日は湿った雪が降るでしょう。
つづいて、太平洋側です。
水曜の朝は雨や雪が降り、道東の山沿いや十勝地方でうっすら白くなりそうです。路面状況の変化に注意して下さい。土日は道南でも雪が降るため、毎日車に乗る人は、タイヤ交換はもう少し待ってください。
25日の札幌の朝昼晩の天気
25日の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
高めの気温で、春コートで出かけられそうですね。朝から気温は5度以上です。
早朝の雨で朝は路面が濡れていますが、日中は天気の崩れはありません。
ハンノキ花粉が飛びやすいので、花粉症の方はマスクなど対策が必要です。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※24日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU