横浜泉シニア 新チームが関東大会へ 敗者復活を勝ち上がり
泉区の深谷通信隊跡地グラウンドを拠点に活動する中学硬式野球チーム「横浜泉リトルシニア」が9月23日、リトルシニア南関東支部秋季大会を勝ち上がり、関東大会出場を決めた。
南関東支部大会にはリトルシニアのチームうち神奈川、静岡の58チームが出場。横浜泉は3回戦で瀬谷と対戦し、2対2の同点からタイブレークとなった末に2対4と敗れたものの、敗者復活トーナメントへ。再び勝ち上がり、決勝では一番打者・鈴木唯君(戸塚中2年)の2打席連続の本塁打など長打の攻勢で逗子を8対3で下して、関東出場を決めた。
東日本3位の3年生に続き
横浜泉は今年の夏、リトルシニア東日本選抜大会で3位という好結果を残した。その3年生が引退して2年生以下の新チームで臨んだ今大会でも勢いを見せた。
横浜泉の神崎博監督は「投手中心に守備からというのはチームの伝統。今年は投手が揃っているし、打撃もいい」と評する。主将の荒井雄大君(捕手/南戸塚中2年)は「仲の良さと打撃が今のチームの強み。失点した時にも切り替えてチームを盛り上げていきたい」と話す。
関東大会で上位に入れば、来春の全国選抜大会出場も視野に入ってくるため、荒井君は「全国につながるよう、力を尽くしたい」と意気込みを語った。