高校野球春季神奈川県大会 横浜高校が7年ぶりに優勝
高校野球の春季神奈川県大会の決勝戦が5月7日に横浜スタジアムで行われ、横浜高校=金沢区能見台通=が東海大相模高校に5対4で勝利。2018年以来、7年ぶりに春の県大会を制した。
横浜は東海大相模に初回から2点を許し、追う展開となったが、7回裏に2点を奪って4対4の同点に追いついた。延長タイブレークの10回裏、駒橋優樹さん(3年)のヒットで1点を加え、サヨナラ勝ちで優勝した。
決勝に進んだ両校は、5月17日(土)から茨城県で開かれる関東大会に出場する。
地元の選手も貢献
決勝戦では、富岡中学校出身の三島瑛真さんと吉野凌平さん(ともに3年)がメンバー入り。三島さんは春の選抜高校大会に続くメンバー入りで、今回の春季県大会では4回戦の横須賀学院戦で途中出場した。春の大会を振り返って「チームで『負けない野球』をスローガンとして春の大会に臨んできたので、結果的に(公式戦)25連勝して神奈川で優勝できてよかった」と三島さん。「レベルの高い学校ばかりの関東大会は、夏の甲子園の前哨戦になる。関東でも負けない野球をして、夏の甲子園優勝を実現するために、夏の県大会では相手を圧倒したい」と話した。