お菓子大好き・神田伯山さんに訊く!気づけば完食しているご当地お菓子とは…?
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。
新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴ります。
ゲストは、講談師の神田伯山さん。
今週は「お菓子ウィーク」を開催中!聞くところによると伯山さんは、家でも外でも高座前にも、毎日欠かすことなくお菓子を食べているらしい…。地方興行の独演会の際には、「あっ」と言わされる各地の銘菓に出会うことがあるそうで、そんな中でも今回は、スーさんと杉山アナウンサーにも食べてもらって、感想を聞きたい!という「ご当地お菓子」をご紹介していただきました!
伯山さんが『問わず語りしたくなる、ご当地お菓子』。1つめは・・・
りくろーおじさんの「焼きたてチーズケーキ」
放送時にはハロウィン仕様の焼き印が!
「りくろーおじさんの店」は、「焼きたてチーズケーキ」をはじめとしたケーキやパン、お菓子などを販売しているお店。大阪府内のみで店舗を展開しています。
「焼きたてチーズケーキ」は・・・
・直径およそ18cmで、フワフワのスフレのようなチーズケーキ。
・デンマークの伝統ある工場から直輸入した、豊かな味わいのクリームチーズを使用。
・チーズケーキの底には淵に沿って、自家製シロップで付け込まれたレーズンがちりばめられています。
・焼きたてを提供することにこだわっていて、常温の場合は作ったその日が消費期限。
(冷蔵した場合やオンラインショップでの販売分は、焼き上がりから3日が消費期限となっています。)
伯山さんがこちらにハマった理由は・・・
だいたいの食べ物が、ひとくち口に運べばすぐに「好き」か「嫌い」か判断できる中、こちらのケーキは、ひとくちだけではジャッジしきれない!!と伯山さん。帰りの新幹線の中で、あれよあれよとフォークが進んで、あっという間に1ホールを食べきってしまうんだそう。くちどけの良さと、優しい味わいで、美味しいということは間違いないけれど、「美味しい」の一言で軽々と表現してしまうにはもったいない…!
スイーツ大好き・杉山アナウンサーも、そのクセになる美味しさに「1ホールいけちゃうかも…!」と、無言でフォークがどんどん進んでいきました…。
手土産にしてはカジュアル寄りなので、、伯山さんは自分や家族用に購入することが多いとのことでした!
価格は、1ホールで税込み965円。大阪府内の実店舗やオンラインショップにて購入可能です。
伯山さんが『問わず語りしたくなる、ご当地お菓子』。2つめは・・・
北海道北見市の銘菓「ほっちゃれ」
北海道北見市にお店を構える「菓子處 大丸」の鮭の形をした御菓子。小麦粉と卵でふっくらと焼き上げた皮の中に、北見産の小豆餡が包まれています。隠し味には、しょうゆ・みりん・酒を使用しているんだとか。
伯山さんがこちらにハマった理由は・・・
ケータリングなどでご当地の銘菓を置いてもらうことが多く、名物にうまいものなしの場合もあるが、「ほっちゃれ」にはびっくり!りくろーおじさんのチーズケーキと同様に、「美味しいのか、否か…」と考えていたら、一気に5本も食べていた!素朴な味わいが魅力的で、クセになる美味しさ。すっきりとした餡子の甘味と後味がまた良い!!
「ほっちゃれ」の由来は・・・
・「ほっちゃれ」とは、北海道の方言で“産卵を終えた鮭”を意味します。
・方言の面白さと子孫繁栄、命を全うすることの喜びを込めて名づけられたそうです。
こんなストーリーも伯山さんのお気に入りポイント。
価格は1本、税込み173円。10本入りや、30本入りなど、複数本入った箱でも販売中です。実店舗での購入に加えて、お取り寄せも可能。
ちなみに、伯山さんの勝負菓子は・・・
本当に勝負!という時には、銀座や日本橋に店舗を構える洋菓子店、ノワ・ドゥ・ブールの「焼きたてフィナンシェ」を持っていくそうです。店頭で詰め合わせを購入すると、わっぱに入った状態で販売してくれるので、大切な人への手土産にぴったり!
皆さんもぜひ、手土産選びの参考にしてみてください!
神田伯山さん(講談師)
・1983年生まれ、東京都豊島区のご出身。
・2007年に講談師・三代目神田松鯉さんに入門し、神田松之丞を名乗られました。2012年に二ツ目昇進、2020年には真打に昇進し、六代目・神田伯山を襲名。
・“日本一チケットが取れない講談師”として、全国各地でご活躍される傍ら、TBSラジオではパーソナリティーを務められています。
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)