「認知症への理解を」 区、音楽などで啓発
認知症への理解を深める啓発イベント「認知症をにんちしよう」が9月25日、保土ケ谷公会堂で行われた。
これは保土ケ谷区が認知症に関する正しい知識と理解を持ち、地域で当事者やその家族をできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成する目的で企画。2部構成で開かれた。
1部は、ほどがや脳神経外科クリニックの日暮雅一院長を講師に招いた講演を実施。認知症の種類のほか、年齢相応のもの忘れと認知症による記憶障害の違いなどについて学んだ。2部は認知症当事者も所属するバンド「ストロベリーパラダイス」が坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」などを演奏。アンコールではバンドメンバーが会場を練り歩き、観客と握手するなどして交流した。