電気代にも影響!「エアコンのフィルター」の超簡単お手入れ「洗剤不要」「ちょっとしたコツがある」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。「最近エアコンの風が弱い気がする」「臭いが気になる」もしかするとそれは、エアコンフィルターの汚れが原因かもしれません。ホコリが溜まったままでは、電気代も上がるばかり……。そこで今回は、エアコンの「エアフィルター」を簡単にお手入れする方法をご紹介します。
エアフィルターは水洗いでもキレイになる
エアコンの掃除というと、面倒そうなイメージがあるかもしれません。しかし、「エアフィルター」に関しては、お手入れはとても簡単。洗剤なしで、水だけでもピカピカになりますよ。
エアフィルターの簡単なお手入れ方法
お手入れはシャワーを使えるお風呂場で行います。使い古した歯ブラシと掃除機も用意しましょう。
掃除に取りかかる前に、電源プラグは外しておきます。
手順1.エアフィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取ります
ホコリは水を含むとベタついて落ちにくくなるので、必ず掃除機で吸い取ってくださいね。
お湯の温度が高いとエアフィルターが劣化するおそれがあるため、お湯を使う場合は40℃以下に設定してください。
手順2.エアフィルターを水洗いします
水をかけて、エアフィルター全体をキレイにします。
細かい部分の汚れは、歯ブラシを使って落としましょう。ちなみに、歯ブラシは新品よりも、使い古して毛先が広がったものの方が傷つけにくく汚れを絡め取りやすいです。
手順3.もう一度水洗いしたら、影干しします
エアフィルターの取り付けは、乾くまで待ちましょう。濡れたまま取り付けると、新たなカビが発生する原因になります。
また、直射日光やドライヤーの熱があたると、エアフィルターが傷むおそれがあるので避けてください。夏場なら、1時間程度でカラッと乾くはずです。
こんなときは台所用中性洗剤を使って!
基本的には、今回ご紹介した水洗いでエアフィルターはキレイになります。ただし、エアコンがキッチンに近い場所に設置しているなど、エアフィルターに油汚れが付着しやすい環境では、水洗いだけだと不十分な場合があります。
エアフィルターに油汚れが溜まっているときは、台所用中性洗剤をぬるま湯で希釈し、つけ置きすると効果的です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア