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義母「まずい。食べられたもんじゃない」ひとり防災訓練を全否定されて #頑張り過ぎない介護 241

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一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。

まる子さんが息子とリビングで過ごしていると、義母が「長い時間トイレにこもっていたから、すっかり体が冷えた」と訴えてきました。しかし、まる子さんは2時間前に義母が洗濯物を干している姿を見ていて、息子も1時間前に洗面所で会っていると言っています……。義母の言葉が本当だとすると、自分たちが会ったのはいったい誰? と、まる子さんは息子と顔を見合わせてしまいました。

災害に備えて

義母がデイケアに行く日、まる子さんは万全の準備を整えて迎えを待ちます。しかし、いざ迎えが来ると、義母があれこれ口をはさみ、まるでまる子さんの動きが悪くてデイケアの職員さんに迷惑をかけているかのような雰囲気に……。とにかく「できた嫁」を演じることを強要する義母に、まる子さんはうんざりしています。

日ごろから防災対策を意識しているまる子さん。この日、飲料水が軒並み品薄になっているのを目の当たりにして、改めて備蓄について考えるようになりました。

鍋やペットボトルに貯水をしましたが、これは常温で3日、冷蔵庫で10日程度しかもたないとのこと……。

断水も大変ですが、下水道も使えなくなることを考えると、排水量を減らす努力も必要です。

というわけで、節水しながらの炊飯を試すことに。

いろいろ考えながら進めて……。

無事に炊き上がりました。食べてみると、いつもと変わらないと感じたので、義母に届けたところ……。

ご飯へのこだわりが強く、炊き立てを好む義母はご立腹。炊飯の過程を見ていたからそう感じただけのような気がしますが……。

夫と息子にも食べてもらうと……。

2人は特に違和感がないということで、ひと安心。

ちょっと時を戻して……。ちょうど試行錯誤しているとき、義母がやってきました。

義母は私のやっていることを見て否定はしませんでしたが、受け入れられなかったのだと思います。

いざというときも、自分のこだわりを押し通すつもりなのだろうか……。

買い物に出かけたとき、近所のスーパーやドラッグストアで飲料水が品切れしているのを見て、備蓄について改めて考えました。備蓄はある程度ありますが、いざ断水になったら水洗トイレも使えません。そうなると、排水量を減らす努力も必要なので、節水を意識した炊飯を試してみようと思い立ちました。

炊き上がったご飯を食べてみると、いつもと変わらないように感じたので、そのまま義母の部屋に届けたのですが……。「こんなまずいご飯食べたことない」と義母はご立腹。炊飯の過程を見ていたからそう思っただけでは? と感じつつ、夫と息子にも食べてもらいました。2人とも「いつもと変わらない」という評価でひと安心です。

食に強いこだわりを持つ義母。特にご飯に対してはうるさく、冷凍したものは食べないし、少量での炊飯も嫌いです。だから、節水調理は受け入れるわけがないと思っていましたが……。もし大きな災害に見舞われても、義母はそんなことを言い続けるのだろうかと、ふと思ってしまいました。

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災害はいつ訪れるかわからないので、備えは大事ですよね。しかし、備蓄だけしていればいいのかというと、そういうわけでもないと思います。実際に被害に遭ったときを想定して行動した経験があれば、いざというときに慌てずに済みそうです。災害をただ恐れるだけではなく、前向きに行動するまる子さんの姿勢は素晴らしいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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