江の島に津波がきたら 避難訓練に125人参加
江の島島内で7日、住民やマリンレジャー愛好者、観光客らを対象にした地震と津波の対策訓練が行われ、125人が参加した。
訓練は、相模湾を震源としたマグニチュード8クラスの地震が発生し、相模湾と三浦半島に大津波警報が発令された状況を想定して実施された。津波避難訓練では、海抜10メートル地点に徒歩で移動したほか、住民と観光客それぞれに車椅子使用者がいた場合を想定し、数名で車椅子とその使用者を運ぶ訓練も行われた。実際に車椅子と使用者を担いで島内を上ってきた住民の男性は「きつかったが、複数人でなら運べるのを再確認できた」と感想を話した。
その後、サムエル・コッキング苑前では消防団や市管工事業協同組合の指導の下、消火器や貯水槽の取り扱い訓練も実施。参加者はもしもの時の対応を確認し合った。