1週間分の栄養が摂取できそう!『ごはんや ももんち』の野菜たっぷりな日替わり定食 神戸市
「一汁三菜で栄養満点のご飯を気軽に食べたい!」そんな人にピッタリなお食事処を花隈で見つけました。お店の名前は『ごはんや ももんち』(神戸市中央区)。自然豊かな兵庫県多可町の恵みをふんだんに使った日替わり定食が人気のお店です。
到着すると黒板がお出迎え。その日のメニューが書いてあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
オーナーももさんは多可町のご出身。お父さまが故郷で育てる無農薬野菜を使って栄養面でサポートしたいと家庭料理のお店を開きました。野菜だけでなくほかの食材も多可町や近隣の生産者さんのもの。ももさんのご飯を通じて生産者さんとのつながりが持てるところにも魅力を感じます。
さっそくお願いしたのが「ももんち定食」と「丹波地卵(たまごかけ用)」。メイン・小鉢4品・ごはん・汁物・漬物のセットになっていてインスタグラムを見て想像していたよりもボリューム満点です。高騰中のご飯も大きめのお茶碗にたっぷり!しかも卵が双子になっていて、”いい日”が過ごせそうな予感しかしません♪
まず最初にいただいたのはお味噌汁。麦味噌と出汁の滋味深い味わい、秀太郎大根のやさしい甘さにほっこり癒され、食欲が掻き立てられます(笑)こんなお味噌汁が日替わりでいただけるなんて、ご近所にあったら毎日通いたくなりますよね。
食材の美味しさが伝わるよう”シンプルさ”を心掛けているというももさんのお料理ですが、前職の「コムシノワ」での経験が活かされたレストランレベルの味わいが混ざっているのも魅力です。
ルッコラのソースはほのかな酸味と香りが播州赤鶏のチキンカツとマッチ。爽やかな香りが一層鶏肉の旨味を引き出します。サクッ、フワッな食感もたまりません。
また珍しい野菜が楽しめるのも推したくなるポイントです。初めて食べた菊芋は、バターとスパイスを効かせた洋風な味でずっと食べていられそう!
今の時期たくさん収穫できる葉物野菜は味が濃くていきいきしていて、どれもこれも大満足の味わいです。それでいて使っている調味料は一般的なメーカーのものと聞いてビックリ!料理が苦手な筆者でも勇気が湧いてきます(笑)
さらに鰹や利尻昆布とったお出汁・人参ドレッシング・ふきのとう味噌・梅干し・ふりかけ・カリカリ梅...なんでも手作り。食べた後レシピを聞きたくなるのは自然の流れなのかもしれません♪
そしてももさんのご飯とめちゃくちゃ相性の良かったたまごかけご飯のことも少し。「丹波地卵」という卵だったのですが、弾力と雑味のなさが段違いなんです!濃厚の対極かも?!専用の醤油でいただいてみてくださいね。
今回ご紹介した定食はGW明けにリニューアルされる予定。これまで日替わり定食は1種類でしたが、肉か魚のメインに小鉢を2品か4品をつける”選べる定食”にアップデートされます。ランチだけでなく仕事帰りのエネルギーチャージにも良いですよね♪
ももさんの経験と多可町の恵みと魅力がギュッと詰まった『ごはんや ももんち』は、これからやってくるジメジメの梅雨も暑い夏も元気に乗り越えられそう!と、パワーがもらえるお店でした。
場所
ごはんや ももんち
(神戸市中央区中山手通7-2-1)
営業時間
11:30~14:00(L.O.)
18:00~20:30(L.O.)
定休日
土曜(夜)・日・月曜