【保存版!春のおいしいつくりおき】和のつくりおき「揚げ焼き卵の南蛮漬け」
おうちで食べてホッとするのは、白いご飯と和のおかず。つくっておいて続けて食べても飽きない主菜を紹介します。
卵が余りそう、と思ったら。慌ててゆでずに、油で揚げ焼きにしてみては? 野菜と合わせて南蛮酢に漬けておけば、ゆで卵よりもご飯に合わせやすいおかずになります。
【レシピ】揚げ焼き卵の南蛮漬け
1 たまねぎは縦半分に切り、縦に薄切りにする。水菜は3~4cm長さに切る。
2 赤とうがらしはヘタを切って種を除き、5mm幅に切る。大きめの清潔な保存容器にAを入れてよく混ぜ、砂糖が溶けたら赤とうがらしを加える。
3 直径18~20cmのフライパンに油を1~2cm深さまで入れて中火にかけ、高温(180度)に熱する。卵1コを小さい容器に割り入れて油にそっと入れ、あいているところにもう1コの卵を同様にして入れる(やけどに注意)。黄身に火が通るまで2分間ほど揚げ焼きにし、網じゃくしで取り出して2に加える。
4 残りの卵も3と同様にして2コずつ揚げ焼きにし、2に加える。冷めたら1を加えて混ぜる。
[全量1110kcal 調理時間15分(冷ます時間は除く)]
●冷蔵庫で3~4日間保存可能
【教えてくれた人】大庭英子(おおば・えいこ)
料理研究家。60代、70代のひとり分レシピも熱く支持されているが、「たっぷりつくるほどおいしいおかず」こそが真骨頂。多めに仕込んでおいしく食べるアイデアの泉は、尽きることを知らない。
撮影・邑口京一郎
スタイリング・久保百合子
取材&文・奈良結子
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2025年3月号より抜粋