「山田さんはスーパーマン!」ジュビロ磐田の山田大記さんと多機能型の子ども食堂設立目指す弁護士登場!
SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、ジュビロ磐田を応援する弁護士の長野修一さんをお招きしました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん(2024年12月10日放送)
鬼頭:長野さんは浜松市中央区にある長野法律事務所の弁護士で、今季限りで現役引退した山田大記さん、Jリーガーの金子翔太選手、小川大貴選手が中心になって活動しているNPO法人Re:Frameのサポートをしています。
ヒデ:弁護士バッジをつけてらっしゃいますが、ジャケットの下にはヤマハの文字、本物ですよ。ネクタイもサックスブルー、お見事でございます。サポーター歴はどれくらいですか?
長野:25年ですね。
ヒデ:当時の少年時代のヒーローは?
長野:名波浩選手ですね。
ヒデ:黄金期ですよね。今季の結果についてはどのような心情でいらっしゃいますか?
長野:(降格が決まった日は)もうずーっと沈んでました。
ヒデ:そりゃそうですよね。
長野:もう切り替えるしかないですよ。
鬼頭:今シーズンは何が足りなかったと思いますか?
長野:偉そうなことを言っちゃうのはあれですけど、守備。詰めが甘いところがありました。
ヒデ:4失点とかね。3得点はするけども。
鬼頭:今シーズンはスタジアムに応援に行きました?
長野:何度も。小学3年生の息子と2人、バックスタンドで。
ヒデ:本物だ。本当にジュビロ磐田がお好きなんですね。
今季引退の山田選手のボレーに感動
鬼頭:今季、この選手、この試合が良かったなという話も聞かせてください。
長野:一番は鹿島アントラーズ戦(8月11日)山田大記選手のボレーシュート、あれは感動しましたね。
鬼頭:今シーズン引退が決まってしまいましたね。長野さんは実はジュビロ磐田の山田選手といろんな活動をなさっていると聞いています。
長野:3時間前まで山田大記さんと小川大貴選手と浜松で打ち合わせしていました。
鬼頭:どんなお話をされたんですか?
長野:NPO法人Re:Frameで、子どもたちに夢を与える活動をしています。理念は「Free your dream」。夢をもっと自由なものにすることです。子ども食堂の支援、フードパントリーなどの多機能型の子ども食堂の設立を目指して活動している団体です。
山田さんと長野さん、2人の関係は?
鬼頭:「子どもたちに夢を」と山田さんはいつもおっしゃっています。山田さんと長野さんがタッグを組むきっかけは何だったんですか?
長野:山田選手、実は経営大学院にオンラインで通っていて。
ヒデ:へ~。勉強されてたんだね。
長野:私もそこにちょうど同じ年に入学して、そこで出会ったんですね。
ヒデ:ほぉ~、そういうご縁があったんですね。
鬼頭:先生も弁護士をしながら学び続けて、山田さんはJリーガーをしながら学んでたんですね。
ヒデ:まさか今一緒にお仕事されるとは思ってなかったでしょ?
長野:当時は思ってなかったですね。
ヒデ:最初会ったときは「山田大記だ!」っていうのがあったわけでしょ?絶対先生のほうから声をかけたでしょ?「実はわたくし、こういうものでございます~」みたいな(笑)
長野:そう思うでしょう?実は、山田さんのほうから声をかけてくれたんですよ。
鬼頭:さすがですね、山田さん。
ヒデ:先見の明もあるから。「この人はただもんじゃない」と。
Re:Frameの課題は?
鬼頭:子ども食堂の支援やいろんなイベントなど、これからどんなことをやろうとしていますか?
長野:来年、多機能型子ども食堂を設立しようとしています。それと、子ども食堂とか子どものサポートをしている団体のための支援活動もやる予定です。
ヒデ:ちゃんとご飯を食べられない子どもたちが県内にもたくさんいらっしゃるんですか?
長野:そうみたいです。
ヒデ:団体の運営で難しいことは?
長野:なかなかそういう情報が入ってこないことですね。ご家庭にどう情報を届けるのか、どう来てもらうかっていうところは課題にはなっています。
鬼頭:メディアの方やラジオを聞いている一般の方が参加できたり、協力できたりすることはありますか?
長野:来年、子ども基金に関して皆さんのご支援をたくさんいただきたいです。今準備中で、近々告知をします。
ヒデ:スタジアムの横にちょっとしたスペースがあるとか、各チームが動いてくれたら嬉しいですよね。この我が山田大記という名で、協力してくれるチーム、選手はたくさんいるからね。Jリーグ全体でワンチームとしてやってほしいですね。
山田さんは熱いスーパーマン!
鬼頭:近くで見ていて、山田さんはどんな人ですか?
長野:本当にあのまんま熱い方なんですよね。思いがあって、それを人に伝える力、言語力も高いので、実際自分でスライドとかも作っちゃいます。それで、提案や営業もされているので、本当にスーパーマンですよ。
ヒデ:トレーニングの合間に隙をみてやっていたと思うんだけど、すごいね。それでスパーンと次のステージに行くっていう切り替えもすごいなと思うんです。後ろ髪を引っ張られるだろうと思ったんですけど。若手に託して、新たな船出です。
鬼頭:それだけ、このセカンドキャリアへの思いが強いんでしょうね。
ヒデ:先生はその思いを聞いているわけでしょ?
長野:子どもたちのためにできる限りのことをしたいと思って活動されてますね。
ヒデ:成功したら今度はそれを還元する。特に未来のある子どもたちに還元するという考えは世界中のプレーヤーが持っていますからね。動き出してくれているんだね。
「ジュビロの未来を築いていこう」
鬼頭:番組を聞いているジュビロサポーター、ファンの皆さんにメッセージを。
長野:いつかジュビロらしいサッカーで優勝してくれたらと思っています。一緒にジュビロの未来を作っていけるように、また来年も応援していきましょう。
ヒデ:先生はスタンドにいるんですよね。何か困ったことがあったら「すいません。無料相談でいいですか?」って声をかけてもいいですか?
長野:もちろん!