【謎】セブンで「ブルッキー」が販売中 → ああ、ブルッキーね……ところで「ブルッキー」とは何ぞや?
2025年6月、セブンイレブンが『ブルッキー』の販売を開始したという。ブルッキーね、はいはい、ブルッキー。Oh,yhea,ブルッキー。すまん、正直『ブルッキー』が何のことかサッパリわかりません。
知らないものを放っておくのは簡単だが『ブルッキー』が私の人生を豊かにする可能性もゼロではあるまい。というわけで、セブンに『ブルッキー』を買いに行くことにした。
・考察
それが何であれ、言葉には少なからずヒントがあるもの。例えば「クロッフル」にはクロワッサンとワッフルが隠れており、よくよく考えれば答えはおのずと見つかるものだ。
その法則に『ブルッキー』を当てはめてみたところ……ブルーとクッキー……的な? つまりブルッキーとは青いクッキーのことで、映え映えに目がない若者たちに支持されるスイーツではなかろうか?
・的外れ
ちなみにおっさんだらけの編集部内で「ブルッキーってわかりますか?」と聞いてみたところ、答えは散々としか言いようがなった。
GO羽鳥「ブルッキー? わかんないけど……そうだな。おそらく状態のことだろうな。私いまブルッキーだから、みたいな。グロッキーに近い言葉に違いない」
中澤「ブルッキーですか……エレキギターのことでしょうね。ブラッキーという黒いギターがあるので、その青バージョンかと思われます」
佐藤「俺くらいの大人になると知らない言葉でもニュアンスでわかる。ブルッキーはビビった、ブルったみたいな言葉だ。ヤベえ、超ブルッキー! ……みたいに使うといいぞ(微笑み)」
私は「セブンで売っている」というヒントがあったからまだ良かったが、ノーヒントで『ブルッキー』だとこうなるのが自然なのかもしれない。ともあれ全員盛大に大ハズレである。
・正体
で、ここで正解を発表してしまうと『ブルッキー』とはブラウニーとクッキーが語源で、韓国発祥の合わせ技スイーツだそう。ブラウニーなら「ブラッキー」になりそうだが “ル” はどこから来たのだろうか?
気を取り直してセブンの『シナモン香るブルッキー』は199円で、パンコーナーにて販売中。答えがわかってしまえば味も何となく想像できるが、何はともあれブルッキーを食べてみることにした。
しっとりとした見た目にクッキー感はほぼない一方で、ダークなチョコレート生地はブラウニーを連想させる。ふむ、お前はブルッキーか。まずは一口食べてみると……お、お前……!
マフィンやん。
ブルッキーの定義もブラウニーの定義も、そしてマフィンの定義もわかりかねるが、私の脳は即座に「マフィン判定」を下していた。一般的なマフィンよりややしっとりしているが、これくらいのしっとりマフィンならば結構ある。
・100%マフィン(サンジュン調べ)
まあ味については美味しいので特に問題はないが、少なくともセブンで販売中の『シナモン香るブルッキー』に関しては「完全体のマフィン」と断言していいだろう。こうなってくると本場・韓国のブルッキーが気になるところだ。
なお、セブンでは「チョコクロッキー(213円)」も販売しているが、こちらはフランス生まれのハイブリッドスイーツとのこと。色々リサーチしますね、セブンさん。ワシは「韓国風クリスピークロワッサン」めっちゃウマいと思いまっせ!
とにもかくにも『ブルッキー』はブラウニーとクッキーが合体した韓国発祥のスイーツで、セブンのブルッキーは「完全にマフィン」と覚えておこう。ブルッキーとは状態でもギターでもビビったときに使う言葉でもないぞ☆
参考リンク:セブンイレブン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.