地元の人に愛される清涼スポット!明石の歴史ある湧き水「亀の水」でほっとひと息 明石市
明石は『柿本神社』の麓、 そこに多くの人に利用される歴史的ひんやりスポットがあると聞きつけた筆者。「亀の水」(明石市)と呼ばれ、地元の人々に親しまれるその湧き水は夏の暑さを和らげる、まさに街中オアシス。今回は、そんな「亀の水」に実際に足を運び、ひんやり癒し体験をしてきました!
各線明石駅からは歩いて約13分、最寄り駅の山陽・人丸前駅からは徒歩5分ほどの住宅街の一角にあるのがこの「亀の水」。柿本神社の西鳥居に位置し、実際に目の前にすると神々しさすら感じる空間が広がっていました。
右手にあるのは噂の湧き水。その名の通り、石でできた亀の口からコンコンと湧き出る水は、播磨三名水・播磨十水のひとつで、長寿の水とも呼ばれているのだそう。
ご覧ください、勢い!亀の口からじゃぶじゃぶ出てくる湧き水は、手を触れてみるとひんやり気持ちがいい♪
亀の顔がなんとも凛々しく、そのキリっとした表情に長寿のご利益も確かに授かれそう。
この亀形の桶水口は1699年に作られたそう。こんこんとわき続ける水を受ける手水鉢は、常陸国の飯塚喜兵衛宣政(飯塚宣政)の寄進により1719年に設置されたんだとか。
300年以上の時を超えて人々の生活を支える湧き水に歴史ロマンを感じざるを得ません。
筆者も持参した水筒にこのありがたい湧き水をチャージ!一口飲むと暑さで火照った体がひんやり癒されます…!雑味の無いまろやかな味わいも心地いい。
飲み水や日常使いのお水としてはもちろん、この時期にはちょっとした涼スポットとして地元の人や観光客の休憩所になっている亀の水。
この日は他に利用者はいなかったものの、時間帯によっては譲り合いが起きるほど今でも人気のスポット。柿本神社への参拝のついでや、ウォーキングの休憩に一度利用してみてはいかがでしょうか。
場所
亀の水
(明石市人丸町5-1)