MARVEL SNAPがアメリカで利用停止、TikTok禁止法の影響くらう
マーベル・コミックの人気ヒーローを題材としたハイスピードカードバトルゲーム「MARVEL SNAP」が、アメリカ市場でアプリストアから削除された。現時点で日本市場に影響は確認されていない。
国家安全保障上の懸念から、2025年1月19日をもってアメリカでTikTokのサービスが停止された影響。MARVEL SNAPの配信元NuverseがTikTok運営のByteDance社傘下であることから、巻き添え的に停止された形となった。
「ごめんなさい、MARVEL SNAPは現在ご利用いただけません」と、アプリはアメリカのユーザーに向けてメッセージを表示しているようだ。「アメリカにてMARVEL SNAPを禁じる法律が制定されました。残念ながら、MARVEL SNAPを現在ご利用いただくことはできません。ご安心ください、アメリカでのサービス復旧に取り組んでいます。お待ちください!」
開発のSecond DinnerはXにて、MARVEL SNAPのサービス停止は予想外のことであり、驚いていると。ユーザーに向けて、停止中にも時間ベースのコンテンツ、リワード、ミッションの補償を行うとした。また、24時間以内には復旧できる見込みであると、20日午前10時(日本時間)に報告している。
We've been working around the clock to bring MARVEL SNAP back up in the U.S. and hope to have it back online within 24 hours. We'll update you once it's back up.
In the meantime, global players should be able to continue to play with no issues.— Second Dinner (@seconddinner)
Appleは米国におけるByteDance社への制裁の影響で、現地にて利用が制限されたアプリの一部を。TikTokやMARVEL SNAPのほか、関連の写真・動画アプリも制限を受けている。
「MARVEL SNAP」は、マーベルヒーローやヴィランが描かれたカードでカジュアルながら奥深い対戦や収集が楽しめるゲーム。2022年10月にリリースされると同年のThe Game Awardsで“BEST MOBILE GAME OF THE YEAR”を受賞した。
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