【三山ひろしのさんさん歩】四国で唯一!声を仕事にしたい人たちが通う「声優塾HUB」
四国で唯一の声優塾「声優塾HUB」へ
前回の記事に引き続き、高知市を散策する三山さんと川辺アナ。
今回は高知市上町にある、珍しい塾を訪れた。
子供の頃はそろばん塾に通っていたという三山さん、今日は数十年ぶりに塾でどんなことを学ぶのだろうか?
※前回の記事は本記事の最後からお楽しみください
塾の看板を見ると「声優塾」という文字が!
そう、ここは四国で唯一の声優の初歩的なスキルや基礎知識を学べる塾。
出迎えてくれたのは、代表の伊與田 峰佳(いよた みねか)さんとスタッフのジャガーさん。
伊與田さんはガスの工事会社を営むかたわら、友人である「こうちまんがフェスティバル」の実行委員長・吉村領さんと共同で声優塾HUBを立ち上げた。
高知のまんが文化をもっと盛り上げるため、声優を育てたいと一大決心したのだ。
声の仕事に興味がある人がまずは一歩を踏み出せるようにと、環境作りに取り組んでいる。
授業は1回200分で、月に2回。
プロの声優のリモートレッスンに加え、地元講師との対面レッスンで技術を磨くことができる。
少しだけ声の仕事に興味がある方や、滑舌を良くしたい方などに向けたコースも充実している。
奥の深い発声の世界へ!三山さん&川辺アナがレッスンに挑戦
今回は特別に、三山さんと川辺アナのために特別レッスンを実施!
講師を務めるのは、元劇団員で現在はイベント司会者をしている、いちはじめさんが務める。
まずは滑舌トレーニングからスタート。
地元講師のいちはじめさんから原稿を渡される三山さんと川辺アナ。その原稿に書かれていたのは、舌を噛みそうになるほど難しいセリフ。
アナウンサーとしての意地を見せたい川辺アナは、なんと原稿読みに一発で成功!これには三山さんもびっくり。
続いて、三山さんが無声化のレッスンに挑戦する。
※無声化とは、特定の条件下で母音(あいうえお)が弱く発音され、ほとんど聞こえなくなる現象。
無声化をマスターすることで、日本語の発音が自然になったり、聞き手への印象が良くなったりするのだが・・・
どうやら、三山さんは無声化が苦手な様子。
自分自身でもうまく発音できていないと感じているのか、我慢しきれず笑ってしまう。
三山さんの笑いに釣られて笑ういちはじめさんと川辺アナ。全員で笑いのツボに入ってしまった。
とても難しい無声化について、声のプロである川辺アナに教えてもらうが・・・
三山さんはどうやら理解できない様子。
無声化した状態としていない状態で発音するが、三山さんの耳には一緒の音に聞こえるようだ。
いちはじめさんと川辺アナは、いつも器用な三山さんがどつぼにハマっている様子を見て再び笑いのツボに入った。
「声優にはなれん」と、レッスンをあきらめそうになる三山さん。気を取り直して次のレッスンに進もう!
映像に合わせて自らの声を当てはめる「アフレコ」に挑戦!
基礎練習を終えた三山さんと川辺アナは応用編としてアフレコに挑戦する。
先ほどは難しいレッスンに挫折した三山さん。今度こそ、良いところを見せたい!
まずは台本の読み合わせから。
猫役の三山さんは、優しく包み込むようないい声で役に馴染んでいる。
講師のいちはじめさんからは「素晴らしい!良いと思います」と太鼓判!
川辺アナもアフレコにチャレンジするが、先ほどと変わらぬ安定感でベタ褒めされた。
さて、ここからが本番!実際に映像に合わせて声を入れていく。
順調そうに見えた出だしだが、途中で声を出すタイミングを見失う二人・・・
映像に合わせて原稿を読み上げるのは、至難の業のようだ。ここで、講師のいちはじめさんから少しアドバイスをいただくことに。
いちはじめさん:一つ目のポイントは、キャラクターの動きに合わせようとしすぎないこと。二つ目のポイントは、キャラクターの気持ちを理解してセリフを言うことです。
講師からのアドバイスを受け入れ、もう一度チャレンジ!
今度は、テンポ良く二人の掛け合いが出来ているよう。
なかなかの出来栄えに、すっかり声優気分になる三山さんと川辺アナ。貴重な体験をさせてもらうことができた!
三山さん:難しいですね、画面と声を合わせるというのは。それとちゃんと原稿を読んでいくということと、日本語の発音の仕方とかも難しい。
高知から声優を育てたい!そんな想いを持つ、声優塾HUBにエールを送る三山さんと川辺アナ。
いつかアニメの声優やテレビのナレーションなどで塾生の活躍が見られるのではないかと胸を膨らませ、帰っていくのであった。
今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。
声優塾HUB
住所:高知県高知市上町5-2-6
電話:088-802-5960
情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや