解禁直後の渓流ルアー釣りで36cmの大イワナと対面【山形】20匹超えと数釣りも堪能
私の地元の山形県がついに4月1日の渓流釣り解禁日を迎えた。残念ながら今年は予定が合わず、3日に解禁釣行へと向かった。今年は雪が多く、水量も多いため、期待を膨らませながら渓流へと向かった。
河川選択・入る区間の考察
当日は自宅近くのホーム河川へ向かった。車を停め、河川を観察すると、解禁日にエサ釣り師が入った足跡があった。車付近のポイントで竿を出してみるが、反応は良くない。
おそらく、エサ釣りが1日に入って魚をキープしたと予想。下流域は厳しいと判断し、雪のある林道を徒歩で歩き、上流域を目指すことにした。
堰堤、落ち込みポイントで好反応
残雪残る林道を進み、足跡がない区間までたどり着いた。ここからは怒涛の爆釣劇が始まった。
シンキングミノーで堰堤・落ち込みポイントを攻めていくと、最初のポイントでいきなり32cmのイワナをキャッチ。
その後も良型が1か所から数匹ヒットする好展開が続いた。
ラストポイントで最大魚をキャッチ
今回の最上流部に位置する堰堤下まで到達。シンキングミノーで攻めることとした。角度を変えながらボトムを意識しアプローチしていると、根掛かりのような重量感がロッドに伝わってきた。
ネットインしたのは越冬の黄金系の36cmの大イワナで、今回の最大サイズであった。蛇のような魚体とこの時期特有の色合いを見ながらしばし余韻に浸った。
好釣果に恵まれた解禁釣行
今年の解禁釣行では、数は大小含め20匹程度、尺イワナも2匹キャッチと非常に満足度の高い釣行となった。
雪の多い年であったため、水量も適度に多く、理想的な水位であった。水温も正確に計測してはいないが、それほど低くない印象であった。そのため、活性は低水温気にしては高く、ボトム付近をシンキングミノーでしっかりアプローチできれば手堅い釣果となる印象であった。
これから気温も高くなるため、更なる釣果が期待できると思われる。先行者の有無についてもしっかり状況判断できれば更にベストな釣果につながるであろう。
<黒田初/TSURINEWSライター>