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姫路城の東側に位置する双葉町に『cafe 野乃（のの）』（姫路市）がオープンしたので取材に行ってきました。

自宅をリフォームしたという店内は、木のぬくもり感じるほっこりする雰囲気。とてもゆっくりした時間が流れています。

お店を営むのはオーナー夫婦。お菓子作りが好きだという、ママの長年の夢でもあったカフェ開業。元々建築に関わる仕事をしていたマスターは、お店に合うよう内装や家具などを手掛けたとのこと。ご家族の後押しや協力もあり、2024年5月に念願のオープンです。

モーニング文化が根付いた姫路ではやっぱり外せない「モーニング」。基本のモーニングは、ドリンク代のみでつくので嬉しい！

プラス100円でアーモンドトーストに変更できるので、オーダーしました。アーモンドバターはお店によって個性があるので、ぜひ食べてみて。

パンにたっぷり塗られた同店オリジナルのアーモンドバターは、メレンゲのようにふわふわ。一口食べると、口の中でスッと溶けるような、不思議な食感です。バターをしっかりたくさん混ぜるのがポイントだそうで、優しい甘みが食パンとよく合います。

マスターがハンドドリップで淹れる「ブレンドコーヒー」は、スッキリとしつつもコクがあり、モーニングにピッタリ。コーヒー豆は、姫路の老舗「成田珈琲」から仕入れているとのこと。

こだわりのカフェメニューも見逃せません。「シフォンケーキ」は、田隅養鶏場（市川町）の「タズミの卵」を使用。ふわっとしっとりとした生地と、甘さ控えめホイップは軽い食感で罪悪感なくペロリといけちゃいます。

スイーツに合わせたのは、暑い日に爽快感がピッタリの「クリームソーダ」。昔ながらの喫茶店をイメージして、とメニューにされたそうで、レトロ可愛さがたまりません♡炭酸に溶けていくアイスがまた格別です。

オーナーの気まぐれでシフォンケーキ以外のスイーツが出る日があるそうです。

取材時は「コーヒーゼリー」がスタンバイ。コーヒーの味がしっかりと感じられるほろ苦な自家製ゼリーに、トッピングのアイスとの組み合わせは、丁度いいバランスに。

居心地の良いお店のもうひとつのポイントは、「看板犬のきなこ」ちゃん！とても人懐っこく、お昼寝している姿は癒されますよ。

「今後は、ご飯もののメニューを増やしていきたい。また、ハンドメイド作品の販売やイベント開催などにも利用していただければ」と、地元民に愛されるお店を目指しています。

場所
cafe 野乃
（姫路市双葉町7）

営業時間
8:30〜17:00

定休日
木曜日、日曜日

駐車場
店舗西側に3台

TEL
079-284-3216