有馬温泉街に新名所!境内で味わう“おやき”と団子『有馬天神茶屋』オープン 神戸市
兵庫県の大人気観光スポット「有馬温泉」に、新しく茶屋が誕生しました。その名も『有馬天神茶屋』。天神泉源(金泉源)のある有馬天神社の敷地内にあります。
この地域ではめずらしく、“おやき”が食べられる茶屋。有馬温泉街で食べ歩きをするのが大好きな筆者は、7月18日のオープンに合わせてさっそく行ってきました!
有馬を代表する『天神泉源』は、鉄分を多く含んだ98℃の金泉が湧き出ています。中央の煙突からもくもくと立ち上る湯けむりを見ていると、「温泉地に来ているんだぁ~♪」と、特別な雰囲気に包まれますね。
有馬天神社に入って右側の建物が、この日オープンした『有馬天神茶屋』です。
和の趣がある風情豊かな場所で、現代版“おやき”や“だんご”、幅広い種類のカフェドリンクが楽しめます。
注文は、屋内でも外の窓口からでも可能。立ち寄りやすいスタイルがうれしいポイント。オープンしたばかりなので、営業しながら少しずつ形を整えていきたいそうです。
屋外には、赤い毛氈(もうせん)が目を引く縁台が並び、和傘がやさしく日差しを遮ってくれます。
気温の高い日や雨の日などは、屋内にも縁台があるため、エアコンで涼みながらゆっくりと休憩することもできます。
同店は少し高台にあり、筆者が訪れた日は心地よい風が吹いていたので、温泉街の雰囲気を楽しみながら、屋外で一休みしました。
まずいただいたのは、有馬ならではの一品「有馬山椒 みたらし団子」。醤油で炊いた山椒の実は、甘辛いたれとも相性が良く、ぷちぷちと弾けるたびに、爽やかな風味が口の中に広がります。
続いていただいたのは“おやき”。こちらは神戸牛と有馬山椒が使われており、お肉のうまみをじっくり味わったあと、ふわっと山椒の香りが広がって、口の中に優しい余韻が残ります。
こちらはスモークポテトが包まれたおやきで、イメージは「大人のポテトサラダ」。じゃがいもの甘みと豊かな香りが絶品で、さまざまなドリンクと相性が良さそうです。
他にも、おやきの王道「高菜」や、スイーツとしても楽しめそうな「あんバター」など、幅広い世代の心をくすぐるバラエティ豊かなメニューがそろっています。
兵庫県産小麦を使用した同店のおやきは、もっちりとした食感が特長。冷めても固くならず、お土産にもぴったりです。すべてお店で手包みされており、今後も種類が増えていくそうですよ。
最後に、『有馬天神茶屋』までの行き方を詳しくご紹介します。
有馬温泉街のメイン通りをまっすぐに進み、『竹中肉店』さんの前にある赤いポストを左へ。
坂を100mほど上ると、有馬温泉地区の厄除け・鬼門祓いの神として建立された『有馬天神社』が見えてきます。
今はまだ人通りが少ない場所にある『有馬天神茶屋』。温泉街の空気感をたっぷり味わえる素敵な茶屋が、これからどんなお店になっていくのか――。季節の移ろいとともに、これから何度も楽しみたいです。
※本記事は筆者が訪れた時点(2024年7月)での情報です。オープンしたばかりのため、メニューや営業内容が変更となる場合があります。最新の情報は、お店のSNS等をご確認くださいね。
場所
有馬天神茶屋
(神戸市北区有馬町1)
営業時間
11:00~16:00
定休日
水曜日
駐車場
無