Yahoo! JAPAN

チチパスにストレート勝ち！トップ20に3年ぶり勝利

男子テニスの錦織圭がカナダ・モントリオールで行われているナショナルバンクオープン男子シングルス2回戦で世界ランキング11位のステファノス・チチパス（ギリシャ）に6－4、6－4でストレート勝ちし、3回戦に進出した。

錦織がトップ20の選手に勝つのは、2021年東京五輪1回戦で、同7位のルブレフに勝って以来3年ぶり。3回戦は今季初優勝をしている27歳の世界ランク43位ヌノ・ボルジェス（ポルトガル）と対戦する。

世界ランキング最高4位、2014年全米オープン準優勝、ATPツアー通算12勝、ポイントランキング上位8選手のみが出場できる年間最終戦「ATPファイナルズ」出場3回など、数々の金字塔を打ち立ててきた錦織。近年は相次ぐ故障によりツアーから遠ざかっていたが、今シーズン本格的なカムバックを果たしている。

パリオリンピック男子シングルスは初戦でジャック・ドレイパー（イギリス）に敗退。ダニエル太郎と組んだ男子ダブルスも初戦で敗れ、柴原瑛菜と出場した混合ダブルスは初戦突破したものの準々決勝で敗れたが、ようやく明るい光が差し込んできた。

現在世界ランク576位ながら、負傷などで長期離脱した選手の救済措置であるプロテクトランキングを活用し、ナショナルバンクオープンに出場。1回戦では世界ランク55位のアレックス・ミケルセン（アメリカ）を2－1で下し、2回戦でチチパスを撃破。復活ののろしを上げている。

GAORA SPORTSは悪天候により試合スケジュールが変更された3回戦・錦織圭vsボルジェス戦を急遽、放送することを決定。輝きを取り戻しつつある日本テニス界のエースに注目だ。

【放送概要】
■男子テニスATPツアー2024
ナショナルバンクオープン～モントリオール～
<3回戦>錦織圭vsボルジェス＆<準々決勝>セレクション
8月11日(日) 19:00～23:30

【関連記事】
・パリ五輪テニスの青山修子・柴原瑛菜組が日本勢初勝利を呼び込んだファーストサーブの重要性
・車いすテニス国枝慎吾、ウィンブルドン2冠でも賞金1000万円…ジョコと雲泥の差
・日本が空前のメダルラッシュ！パリオリンピック金16個で歴代2位タイ、総数でも4位タイ

記事：SPAIA編集部