【限定】松屋「鶏のどて煮風鍋」が、特濃の甘辛味噌味で白米と相性が良すぎる!
2025年2月18日から、松屋が店舗限定かつ約1週間限定で4種の特別メニューの販売を始めた旨を公式Xでポストした。全てウマそうだが、そのうちの1つが個人的にとても気になる。
「鶏のどて煮風鍋」というヤツだ。幸いにもそう遠くない店舗でやっているので、食べに行くことに。
・960円
ちなみに他の3種は「ウフマヨ牛めし」「ごろごろチャーシュー丼」、そして「チーズフォンデュ風麻辣火鍋」だ。詳しくは松屋の公式Xを見ていただきたい。
どれも美味そうだが、何となく味の想像がついたのに対し、「鶏のどて煮風鍋」は松屋的にレアリティが1段高い気がする。
ということで提供している店舗に到着。店の外に巨大なポスター的なものが掲示されていた。これだよこれ。いかにも味噌が濃厚そうで実にそそる。
値段は960円。松屋の限定商品では恒例だが、ライスの量に関係なく値段は一律だ。
・どて煮
ほどなくして出てきたのがこちら。
イイ感じにプリっとしてそうなチキン。そういえば、松屋でこんな感じにチキンの素の状態が見えるのは珍しい気がする。だいたいカレーやシュクメルリみたいに、完全にソースに全体が埋もれがちじゃんね。
そして松屋で時々出てくるデカい豆腐。今回は濃厚な味噌ソースがかけられている。
中央の目立つ丸いのは半熟玉子だ。他の具材は玉ねぎとネギだったと思う。
まずはチキンから行くべきだな。
食べてみると……おぉ! 期待していた通りに、いや、それ以上にべったりと濃い、甘辛な味噌ソースの味がたまらねぇ!!
この味噌ソースの味は、味噌田楽で使われる、砂糖やガーリック、その他の調味料を色々と混ぜ込んだ味噌ペーストに似ている気がする。
とにかくジャンクみを感じるほどに特濃で甘辛ウマい味噌フレーバーということだ。半熟玉子はマイルドになりすぎるのではないかと危惧していたが、全くの杞憂だった。この濃さは玉子程度で揺るがない。
そして豆腐だ! アッツアツのとぅるんとした豆腐と味噌ソースの相性は素晴らしい。これが嫌いな人はいないだろう。
ビジュアル的には微妙になるが、これらすべてをご飯に乗せ、うまく味噌ソースを馴染ませてワッと食らうと一番美味い。そこでビールを流し込むと更なる高みに至れる気がする。
私はトラディショナルな「どて煮」を食べたことが無いので、松屋の「鶏のどて煮風鍋」がどの程度「どて煮」なのかジャッジできない。しかしこのチキンの味噌煮込み的なものの美味さの前に、全ては些事だろう。
いかにも松屋らしい方向性で、大量の白米と共にガッツリ食べたくなる一品に仕上がっているぞ! 近所で提供している店舗があれば、ぜひ試してみてくれ。
参考リンク:松屋、X @matsuya_foods
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.