上永谷駅前コミハ 科学捜査・親子で体験
上永谷駅前地域ケアプラザ・上永谷駅前コミュニティハウスで4月5日、元警察関係職員で港南区の街のアドバイザーである久保雅信さんによる「子ども科学捜査体験講座」が行われた。
当日は20人以上の親子が参加。指紋の検出や血痕の鑑定など、警察官が行う捜査方法を実際に体験した。前半で行われた指紋の検出では、鳥の羽で作られた筆とアルミの粉、青い光の出るライトを使用。参加者は自らの指紋を付着させたコップにアルミの粉を付けて指紋を採取。粉を付けすぎると指紋が見えにくくなるため、参加者たちは真剣に取り組んだ。
その後に行われた血痕の鑑定では、ルミノール液という液体と、動物の血液の結晶を使用。暗い場所で刃物に血液の結晶を付着させてルミノール液に浸したことで、刃物が青白く発光。参加者は驚きの声をあげた。参加した小学2年生の児童は「指紋の採取が難しかったけど、初めての体験で楽しかった」と満足気に話した。