『ハッピー・デス・デイ3』協議再開、「問題はいくつかの事柄のみ」と監督
死のループを描くハイテンション・ホラー映画『ハッピー・デス・デイ』シリーズの第3作について、正式に話し合いが再開していることがわかった。先日の「進行中」との報告に続き、シリーズ監督のクリストファー・ランドンが最新の状況を語っている。
『ハッピー・デス・デイ』(2017)は、女子大生ツリー・ケルプマンがベビー・マスクを被った何者かによって殺されてしまう恐怖の一夜を繰り返してゆく様子がブラックユーモアたっぶりに描いて大きな支持を獲得。2019年には続編『ハッピー・デス・デイ 2U』が公開された。ランドンが第3作に常に前向きでいるのに対して、興行的な理由からか、いまだ第3作は実現していない。
しかし2025年4月上旬、『ハッピー・デス・デイ』シリーズの上映イベントにて、主人公ツリー役ジェシカ・ローテとランドンが第3作の進行をた。ようやく明るい兆候が見えてきた今、ランドンは米にて、現時点で大きな進展はないものの将来への希望を語っている。
「ようやくドアが再び開かれた、という気持ちです。すべての関係者との話し合いが再開され、3作目を作るための適切な推進力を得られるという希望を感じました。私は長い間、アイデアを持っていましたし、それは変わっていません。ですから、本当の問題はいくつかの事柄を解決することだけなんです。間違ったスタートにならないことを祈っています。もちろん、約束はできないですが。」
本格的な製作段階に入ったわけではないものの、前作からすでに6年という歳月が経過していることを思うと、小さな前進でもファンにとっては嬉しいもの。ランドンの監督最新作『ドロップ(原題)』は全米週末興行成績(2025年4月11日~13日)でトップ5入りし、3,085館で770万ドルのオープニング興収をしている。この大健闘により、『ハッピー・デス・デイ』第3作製作に弾みがつくだろうか? 続報を待ちたい。
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