甘い玉ねぎやレタスがたっぷり!淡路島のベトナム料理『ベトナムビストロ Onion』 南あわじ市
南あわじ市の県道477号線沿いに10月29日、本格ベトナム料理のお店『ベトナムビストロOnion』が開店しました。「淡路島の食材をフルに活かしたベトナム料理?」と、記者は興味津々で同店を訪れました。
こちらがその『ベトナムビストロOnion」です。同店は、南あわじ市で「人にも土にも優しい野菜作り」を実践する河西青果株式会社が手掛けています。
オリエンタルでキッチュな内装が可愛い店内。大きく開いた窓から、見渡す限りの畑と大きな空が見えて、気分はのびのび。お座敷席が多く、グループごとにゆったりと寛げるのも魅力です。
同店では、河西青果自慢の玉ねぎやレタス等の新鮮で安心な野菜と、地元業者から厳選して仕入れた肉や卵などの食材で作る「地産地消型」のベトナム料理を提供。本国で10年以上の経験を持つベトナム人料理人が作る本格料理をベースに、日本人に食べやすいようアレンジされています。
通常はパクチー等の香草がたっぷり入るベトナム料理ですが、同店では、パクチーを料理には入れず別個に提供。これもお店の優しい配慮のひとつです。
今回は、ランチメニュー「セットB」と「レディースセット」を頂きました。
まずはベトナム料理定番の「フォー」。同店の「日本風フォー」は、朝引き地鶏を使った鶏ベースのあっさりスープが特徴。どっさり入った刻み香草の風味と相まって、もちもちツルツルの麺によく馴染みます。夜の営業時間と土、日曜日には、本格派の甘酸っぱいスープで食べる「ベトナム風フォー」の提供もあるとのことです。
セットBの「イノブタとホウレン草のソテー」。味付けは極力控えめにして、素材独特の味を際立たせています。淡路島産イノブタの濃厚な風味が、白いご飯と相性抜群!
レディースランチのメイン「バインミー」。シャキシャキと歯ごたえ良く甘いレタスが、具材の味を引き立てます。(現在のバインミーは、記者が試食したものからモデルチェンジしています。)
デザートの「マンゴープリン」は、フルーツの風味と優しい甘さが爽やかです。
同店の店長で河西青果・常務の遠藤充彦さんに「なぜ淡路島でベトナム料理なのか」を伺いました。
「現在、島には多くのベトナム人が暮らしています。彼らの食文化を紹介して、この店を地域の人、ベトナム人、観光客など皆が集まって喜んでくれる交流の場にできれば」と、遠藤店長は笑顔で話します。
モーニングメニューに、昼間はランチとカフェ、夜はディナーと呑み処と、1日中フル回転の同店。キッズランチや、レディースランチも用意するなど、様々な人が楽しめるお店作りを心掛けています。
日々改良を重ねるメニューには、新作も目白押し!公式インスタグラムで随時紹介されます。広大なたまねぎ畑の間に立つ「淡路島のベトナム料理店」は、新感覚な料理と温かい雰囲気が嬉しいステキなお店です。
場所
ベトナムビストロ Onion
(南あわじ市市徳長620-1)
営業時間
モーニング 8:00~10:00
ランチ 11:00~14:00
ディナー 17:30~22:00
定休日
火曜日、月末の水曜日
駐車場
10台