自律神経が抜群に整う生活習慣とは?
早起き+日光浴で自律神経が抜群に整う
起きたら窓を開けて朝日を浴びる
窓ごしではなく、窓を開けてしっかり太陽の光を浴びましょう。できれば外に出て空を見 上げながらゆっくり伸びでもしてみてください。
前記事で挙げた7つのことを、全て実行するのは少しハードルが高いかもしれません。まずは、どれか一つでもいいから始めてみることです。私が最初におすすめしたいのは、早起きをすること。1時間早く起きると、自律神経のバランスがいい方向に激変します。
では、なぜ早起きがよいかというと、シンプルに「時間に余裕ができる」からです。当然、気持ちにも余裕ができて呼吸も安定します。朝は睡眠モードから活動モードへと切り替わる、自律神経にとって重要な時間。呼吸が安定していれば、過度に交感神経が高まることもなく、自律神経が1日を通して正常に働きます。
もう1つのポイントは、朝起きたらすぐに部屋のカーテンを開けること。日光をたっぷり浴びることで体内時計をリセットできます。さらに、睡眠中に優位だった副交感神経から活動モードの交感神経へとスイッチを切り替えるのにも効果的。この切り替えがうまくいかないと、自律神経は1日中不安定になるので注意してください。
また、朝日を浴びると「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれ、幸福感や安心感をもたらす脳内物質。十分に分泌されると、心が落ちつき自律神経も安定します。逆に不足すると、イライラや不安を感じやすくなり自律神経も乱れがちに。つまり、日光浴一つで1日の体調が大きく変わるのです。
ストレスを軽減する幸せホルモン「セロトニン」
太陽の光を浴びることで、脳内に幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が促されます。イライラを抑制し、意欲を向上させる効果が期待でき、自然な睡眠を促すメラトニンのもとにもなります。
曇りや雨の日はどうする?
毎朝同じ行動を習慣化することも自律神経を整えるためには大切。陽光が少ない日は、少し長めに浴びてみてください。
【出典】『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』著:小林 弘幸