尼崎の『蓬川公園』には阪神電車の車両が!?遊具も広場も充実している公園 尼崎市
尼崎市崇徳院にある『蓬川公園(よもがわこうえん)』は蓬川沿いにある公園で、桜や梅の名所である蓬川緑地の近くに位置しています。遊具も広い広場もあるみたいなので行ってみました。
蓬川の両岸には桜の木が約1000本植えられているそうで、筆者が訪れたときは、ちらほら咲いている桜が見られました 。最寄りの駅は阪神出屋敷駅で徒歩約10分です。
全体図はこのようになっていて、広場が広く野球やサッカーなどのボール遊びも楽しめそうです。さっそく公園内の遊具を紹介していきたいと思います。
カラフルな複合遊具は小さなお子さんにぴったりのサイズの滑り台があって公園デビューにもよさそう。遠くから見るとお家の屋根のような外観で子供も一気にテンションがあがりそうです。
普通の階段はもちろん、お花の葉っぱの部分に足をかけてのぼっていく登り方もあり難しいことに挑戦したいお子さんにもぴったりです。
反対側には難易度高めの遊具があり、筆者の小学生の娘も途中まですいすいいけていたのに少し怖くなったのか途中で断念していました。
ボルダリングのような壁はたしかに大人でもどこに手や足を置くか迷いますし、運動苦手な筆者には難しそうです(笑)。
大きな山形のすべり台は、半分のスペースにタイヤがいくつもくっついている斬新なデザイン。中学生らしき子供たちが滑っていましたが、かなりスピードが出ていました。
反対側には階段ではなくはしごのようなものをのぼっていけますがこちらもかなり急です。周りのタイヤを器用によじ登って行く子供たちの姿も見られました。
広場の奥にはお花見できる芝生のスペースがあり、たくさんの方がお花見を楽しんでおられました。
屋根付きのベンチもあるので筆者もそこに座りながらきれいに咲く桜をのんびり眺め春の訪れを感じました。
ブランコなどがある広場ではさらに小さなお子さんが遊べるような砂場やおままごとが楽しめそうな遊具もありとってもかわいらしいです。筆者の娘が小さいときここで拾った葉っぱや石を並べてお店屋さんごっこをしていましたが、本人は全く覚えていないようです(ちょっと寂しい…)。
その後ろに柵に囲まれている大きなものは何かなと近づいてみると、なんと「阪神電車の車両」が展示されていました。かつて尼崎では路面電車が走っていたそうで、これは当時運行していた実際の車両だそうです。淡いピンクの色合いで形も丸みを帯びており昔のものとは思えないほど素敵なデザインです。
こんな貴重なものが公園内に保存されており、鉄道好きの方にはたまりませんね。これからの過ごしやすい時期に家族や友人同士で体を動かしに出かけてみてはいかがでしょうか。
場所
蓬川公園
(尼崎市崇徳院3)