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1月・2月の沖縄の楽しみ方を一挙ご紹介!初詣やイルミネーション・お花見で楽しい時間を過ごそう

OKITIVE

1月・2月は沖縄観光のオフシーズン! 夏のシーズンと比べると観光客が少なく、ゆっくりと観光スポットを巡れたり、激混みの場所が空いてたりなどラッキーなタイミングもあったります。 とはいえ、1月・2月となるといくら沖縄といっても寒さは感じますが、本土よりも暖かく、日中はじんわり汗ばむ陽気になることもあります。そのため、外で冬の沖縄でしかできないアクティビティを楽しむのもまたおすすめです。 そこで今回は、1月・2月の沖縄の楽しみ方をご紹介します。オフシーズンとはいえ、1月・2月も沖縄には楽しみが盛りだくさん! 番外編で旬のグルメもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 関連記事: 1月・2月・3月の沖縄旅行におすすめの服装は?気候や紫外線をもとに徹底解説!【地元民からのコメントあり】

1.初詣

沖縄でも本土と同様に、初詣は新年を祝う重要な行事です。1月1日から3日にかけて、たくさんの人が神社を訪れます。 初詣では、無事に新年を迎えられたことへの感謝を伝え、新たな一年の健康や幸福を祈願します。 本土の神社と同じく、手水舎で手を清めてから、賽銭を入れてお参りをするのが一般的な作法。初詣に合わせてお守りを購入したり、おみくじを引いたりすることも楽しみのひとつですね。 本土と少し異なる点は、神社だけではなく聖地を訪れる人も多いこと。 沖縄県には、神社をはじめ、各所に琉球王国時代から続く「御嶽(うたき)」と呼ばれる聖地が存在します。御嶽は自然崇拝に基づく神聖な場所であるため、もし初詣で訪れる際は静かに敬意を持って過ごすことが大切です。 数ある御嶽のなかでも、琉球王国最高の聖地とされているのが「斎場御嶽(せーふぁうたき)」です。 どのような場所なのかは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。 沖縄を代表する聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」とは?ツアーで知る歴史と文化(南城市) ここからは、沖縄での初詣におすすめの神社を4か所ご紹介します。 自然崇拝と伝統的な神社参拝が融合した特別な体験ができる神社で、沖縄の文化や信仰に触れることで、心を癒す穏やかな時間を過ごせます。 新しい年のスタートを沖縄の神聖な場所で迎え、心身ともにリフレッシュし、素晴らしい一年を切り拓きましょう。

波上宮(なみのうえぐう)

那覇市にある波上宮は、沖縄県内で有名な神社のひとつです。古くから「沖縄の守護神」として信仰されてきました。 崖の上に位置し、目の前には美しい海が広がっています。境内は広々としており、初詣の時期には多くの参拝客が訪れます。 波上宮では、海の神様に感謝を捧げ、新年の航海安全や商売繁盛を祈るのが伝統的です。

沖宮(おきのぐう)

沖宮は那覇市の中心部、奥武山公園のなかに位置する神社で、琉球王朝時代の宗教的な拠点のひとつとして重要視されてきました。境内は自然豊かで、静かな雰囲気が広がり、参拝者は心穏やかに新年の祈願ができます。 沖宮には「御嶽」も併設されているので、古きよき沖縄の信仰にも触れられますよ。 奥武山公園には車でも公共交通機関でもアクセスできるので、観光客の方も訪れやすいでしょう。

識名宮(しきなぐう)

識名宮は、那覇市の識名園の近く、自然と歴史が調和した場所にある神社です。琉球王国時代には国王の祈祷所として使用されていた、ひじょうに格式の高い神社でもあります。 緑豊かな境内には厳かな静寂が漂っており、どこか特別なパワーを感じます。自然のなかで心静かに一年のはじまりを迎えたい方に特におすすめです。

普天満宮(ふてんまぐう)

普天満宮は宜野湾市にある神社で、琉球時代から続く歴史ある場所。境内には鍾乳洞があり、その神秘的な雰囲気も魅力のひとつです。 この神社は縁結びや子宝祈願などのご利益があるとされ、家族連れやカップルにも人気です。初詣の時期には賑わいを見せますが、静かで自然に囲まれた環境が心地よく、厳かに新年をスタートできます。

2.イルミネーション

沖縄の冬は本土に比べて暖かく過ごしやすいため、1月・2月にイルミネーションを楽しむのにぴったりです。 以下では、観光や家族旅行にぴったりの美しいイルミネーションスポットを5か所ご紹介します。 沖縄ならではのリゾート感と光の演出が融合した、幻想的な体験に酔いしれてみては?

カヌチャリゾート「スターダストファンタジア」

名護市にある高級リゾートホテル、カヌチャリゾートが毎年開催する「スターダストファンタジア」は、沖縄を代表する冬のイルミネーションイベントのひとつです。 広すぎるほどの敷地内に広がるイルミネーションに、テーマどおり、まるで星空のなかを散歩しているような気分になります。 特に人気があるのは、敷地内をゴルフカートで周遊しながらイルミネーションを楽しめる「光のカートツアー」。リゾートホテルならではの体験を、ご家族でもカップルでもぜひ! 開催期間: 2024年11月1日(金)~2025年2月14日(金) ※12月21日(土)、22(日)、31日(火)の3日間は外来入場不可です 開催時間: 18時~23時 ※入場時間は17時30分~20時30分(最終受付 20時30分) 料金: 車1台あたり3000円

ネオパークオキナワ「イルミネーションパーク」

動物とふれあえるテーマパークとして有名な、名護市にあるネオパークオキナワでは、冬になると「イルミネーションパーク」というイベントが開催されます。 ペンギンやフラミンゴなどの動物たちとイルミネーションのコラボは、大人はもちろん、子どもにも大人気! 期間中はクリスマスツリーや光のトンネルなど、さまざまなフォトスポットも用意されているので、動物好きな家族の特別な冬の思い出作りにぴったりです。

東南植物楽園「沖縄南国イルミネーション」

沖縄市にある東南植物楽園では、「沖縄南国イルミネーション」が開催されます。 ヤシの木をはじめとする南国の植物が光で彩られ、幻想的な風景に魅了されること間違いなしです! イルミネーションのなかでも特に人気なのが、キラキラ輝く蓮が水面に映える「ひかりの蓮」。1時間に3回のレーザーショーが合わさると、より豪華な光景が広がります。 家族のお出かけスポットはもちろん、夜のデートスポットとしてもおすすめです。 開催期間: 2024年10月25日(金)〜2025年5月25日(日) 開催時間: 17時〜22時(最終受付 21時30分) 料金: 【夜の部入園券】 大人:2300円 中人:1350円 小人:800円 3歳以下:無料 【1DAYパス】 大人:2800円 中人:1550円 小人:1000円 3歳以下:無料

美らSUNビーチ「トロピカルビーチイルミネーション」

豊見城市にある美らSUNビーチでは、冬季限定で「トロピカルビーチイルミネーション」が開催されます。 ヤシの木や砂浜に映えるイルミネーションの光は、沖縄ならではのリゾート感を存分に感じられます。 特に夕日が沈んだ後の時間帯は特別! イルミネーションと空のグラデーションが時間を忘れてしまうほど幻想的です。 家族でピクニックを楽しみながら、のんびりと散歩しながらイルミネーションを楽しむのにおすすめです。

3.ビーチピクニック

1月・2月はどこのビーチもそれほど混み合わないので、美しい海を眺めながらのんびりとビーチピクニックをしてみては? ゆっくりおいしいランチを楽しむもよし、ちょっとおしゃれなアルコールを楽しむもよし。 お子さん連れなら、ビーチコーミングや凧揚げなどもできちゃいます! どんな楽しみ方をするにしても、訪れたビーチのルールをしっかり把握しておくことや、ゴミを散らかさないことなどに注意しましょう。 以下では、ビーチピクニックを快適に過ごすためにおすすめの持ち物をご紹介します。

ビーチピクニックにおすすめの持ち物

・テント ワンタッチで開くテントだと、作るときも片付けのときも便利。風に飛ばされないように、しっかりと固定できるものがおすすめです。 ・ピクニックシート テントは準備しない!という方も、砂浜でも快適に座れる防水性のシートを持っていくとよいでしょう。ビーチ映えしそうなカラフルなシートを持参すれば、テンションが上がるかも? ・ウインドブレーカー 海風で体感気温が下がってしまわないように、風除けになるウインドブレーカーを持っておくとあんしんです。 ・ウェットスーツと水着 1月の沖縄は、場所によってはマリンアクティビティを楽しめることも。特に海が澄む月は、サーファーの方が多くなる傾向にあります。 水着だけでは寒さが身に染みるので、ウェットスーツも揃えておきましょう。 ・タオル類 冬の沖縄は、風が比較的強いことが特徴。濡れたままだと風邪を引いてしまうかもしれないので、タオル類も忘れずに。 ・ゴミ袋 ビーチや海を汚さないのは鉄則。ゴミ袋は必ず持参して、しっかり持ち帰りましょう。 ・クーラーボックス 飲み物や軽食を冷やしておくためにはもちろん、砂で汚れてしまわないようにするためにも、クーラーボックスがひとつあるととっても便利。ビーチピクニックがより充実します! ・飲みものや軽食 ビーチをのんびり楽しめるように、好きな飲みものや軽食もあるとGOOD。 冬とはいえ水分補給は大切なので、飲みものは少し多めにあるとよいかもしれません。 お子さん連れの方はお菓子やサンドイッチ、フルーツなどがあると、家族みんなで楽しめます。 ・虫除けスプレー 冬のビーチでも虫が寄ってくることはあるので、特にお子さん連れの方は虫除け対策をしておくとあんしんです。 ・紫外線対策グッズ サングラスや日焼け止めなど、紫外線対策グッズも忘れずに。 冬だからといって疎かにしてしまうと、帰宅後に肌が真っ赤!なんてこともあるので、油断大敵です。 ・防水バッグ 貴重品や電子機器が濡れてしまわないように、防水バッグがあると便利です。 バッグまで大きなものは必要ないという方も、防水ポーチがあるとよいかもしれません。

4.温泉やリゾートステイ

1月・2月の沖縄は観光のハイシーズンではないからこそ、温泉つきのホテルやリゾートホテルなどに比較的安く宿泊できます。 リゾートホテルの温泉で日頃の疲れを癒しつつ、沖縄ならではの風景とリゾート気分を楽しむ、贅沢なひと時を過ごしてみては? 以下では、温泉のある沖縄のリゾートホテルを5か所ご紹介します。

リザンシーパークホテル谷茶ベイ(恩納村)

恩納村にあるリザンシーパークホテル谷茶ベイは、温泉と美しいビーチの両方を楽しめる、沖縄本島最大級のリゾートホテルです。 「リザンの湯」には天然温泉の露天風呂や広々とした大浴場があり、ゆっくりと温泉につかりながら、目の前に広がる海の景色を楽しむことができます。 温泉以外にも、バラエティ豊かなレストランやカラオケルーム、マッサージルームなど、充実した施設が揃っているため、ホテル内で1日中楽しめますよ。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート(恩納村)

恩納村の美しいサンマリーナビーチに隣接するシェラトン沖縄サンマリーナリゾートは、リゾートステイと温泉の贅沢な組み合わせを楽しめるホテルです。 温泉施設の「海風の湯」では、ジャグジーやサウナ付の大浴場でリラックスできます。 特におすすめなのは、沖縄の青空や星空を眺めながらリラックスできる、屋外の露天風呂。リゾートホテルならではのラグジュアリーな滞在を満喫できる上、海を見ながらの温泉体験は特別感が満載です! 温泉以外ではマリンスポーツやスパ、フィットネス施設も充実しているので、ホテルステイをアクティブに過ごしたい方におすすめです。

沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ(恩納村)

恩納村の美しいビーチ沿いにある沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパは、温泉施設が充実しているリゾートホテルです。 ホテル内にある「かりゆしスパ」は、屋外プールやジャグジー、サウナといった充実したスパ施設を備えており、温泉でリラックスしながら南国の雰囲気を満喫できます。 特に、屋外の温泉施設「ガーデンプール&ジャグジー」は、自然に囲まれながら温泉に入れる贅沢な空間で、カップルや家族でゆったりと過ごすことができます。

カヌチャベイホテル&ヴィラズ(名護市)

名護市に位置するカヌチャベイホテル&ヴィラズは、広大な敷地と美しい自然に囲まれたリゾートホテルです。 ホテル内にある「カヌチャスパ」には、温泉の大浴場やジャグジーがあるほか、リラクゼーションメニューも盛りだくさん! 温暖な沖縄らしい自然を感じながら、心身ともに癒されるでしょう。 ゴルフコースやプライベートビーチ、エンターテイメント施設も充実しているので、ホテルステイを満喫できること間違いなしです。

百名伽藍(南城市)

南城市にある百名伽藍は、琉球王朝時代の建築様式を取り入れた高級リゾートホテルで、歴史と伝統が感じられる特別な空間です。 ホテル内にある天然温泉「伽藍の湯」では東シナ海や久高島を一望でき、まるで海に包まれているような感覚を味わえます。 大人向けのリゾートなので、静かに特別な時間を過ごしたい、プライベート感を大切にしたいという方におすすめです。

5.お花見

沖縄では1月から2月にかけて、日本国内で最も早く桜が開花します。 沖縄の桜は本土のソメイヨシノとは異なり、「カンヒザクラ(寒緋桜)」と呼ばれる品種が主。濃いピンク色の花びらが特徴です。 以下では、温暖な気候のなか、沖縄ならではの鮮やかな桜の花が楽しめるおすすめのお花見スポットを5か所ご紹介します。

与那覇岳(大宜味村)

開催予定の関連イベント:おおぎみ桜まつり 沖縄本島北部に位置する大宜味村の与那覇岳は、沖縄県内でも隠れたお花見スポットです。 静かで落ち着いた雰囲気のなかで桜を楽しめるため、人混みを避けたい方や、自然のなかでゆっくりと桜を鑑賞したい方におすすめです。 沖縄県内でも長寿の里として知られている大宜味村ならではの、のどかな風景と桜の景色が心を癒してくれるでしょう。

八重岳(本部町)

開催予定の関連イベント:もとぶ八重岳桜まつり(例年1月後半〜2月初旬に開催) 八重岳は本部町に位置する標高453メートルの山で、1月中旬から2月上旬にかけてカンヒザクラが見頃を迎えます。 およそ7000本の桜が山全体に植えられており、桜のトンネルのような山頂への道は圧巻です。 八重岳の魅力は、車でドライブしながらカンヒザクラを楽しめる点。山道を進むにつれて、桜並木や山々の絶景が広がり、山頂からは本部町や周囲の海を一望できます。

今帰仁城跡(今帰仁村)

開催予定の関連イベント:今帰仁グスク桜まつり(例年1月後半〜2月初旬に開催) 世界遺産に登録されている今帰仁城跡では、歴史的な遺跡とカンヒザクラの見事なコラボレーションを楽しめます。 石垣に囲まれた広大な城跡に鮮やかに咲き誇るカンヒザクラは一見の価値ありで、特に夜のライトアップは幻想的な世界観に浸れます。 城跡からは海を望むことができ、濃いピンク色のカンヒザクラと青い海のコントラストが美しく、フォトスポットとしても人気です。

名護城公園(名護市)

開催予定の関連イベント:名護さくら祭り(例年1月最後の土曜日・日曜日に開催) 名護市にある名護城公園は、沖縄で有名なお花見スポットのひとつ。沖縄の桜まつり発祥の地でもあります。 名護城跡に続く斜面には、およそ2万本ものカンヒザクラが植えられており、名護城跡へ向かう道中も桜を見ながら楽しめます。公園からは名護市内を一望できるため、花と街のパノラマ風景も見どころのひとつです。 またお祭りの期間中は夜のライトアップも行われ、昼と夜の異なるカンヒザクラの表情を満喫できます。 関連記事: 絶景を前に仕事がすすむ!「 名護城公園ビジターセンター Subaco(スバコ)」 【沖縄北部】名護市民オススメのローカル情報!名護市の観光スポットやグルメを紹介!!

与儀公園(那覇市)

開催予定の関連イベント:那覇桜まつり(例年2月第2水曜日~日曜日、ないし第3水曜日~日曜日に開催) 那覇市にある与儀公園は、那覇観光の合間に気軽に立ち寄れるお花見スポットです。 自然豊かな公園で桜を眺められる点が魅力で、園内には遊具や広場もあるため、お子さん連れの家族にもおすすめです。 お祭りの期間中は音楽イベントや屋台出店もあり、にぎやかな雰囲気でお花見を楽しめます。

6.外飲み

1月・2月の沖縄は比較的温暖な気候で、外でお酒を楽しむのにもぴったり。少しひんやりとした心地のよい海風に包まれながら、沖縄の自然や街の風景を眺めつつリラックスしてみては? 以下では、1月・2月に外でお酒を楽しめるおすすめスポットを3か所ご紹介します。

アメリカンビレッジ(北谷町)

アメリカンビレッジは北谷町にある観光スポットです。ダイニングやバーも多く、外のテラス席やビーチ沿いのバーなら、開放的な雰囲気のなかお酒を楽しめます。 特に、サンセットを眺めながらの一杯が格別! 地元のクラフトビールやカクテルを片手に、沖縄ならではの景色を堪能できます。 海沿いのベンチに座って軽くお酒を楽しむこともでき、外飲みにはぴったりのスポットです。 関連記事: アメリカンビレッジ(美浜タウンリゾート)の楽しみ方!パンケーキやフォトスポットのおすすめも!(北谷町) 北谷町・砂辺エリアでのんびりチルアウト。ローカル&アメリカンな休日のすすめ

波の上ビーチ(那覇市)

波の上ビーチは那覇市の中心部に位置している、アクセスしやすいビーチ。観光の合間に立ち寄って、外でお酒を楽しむのにぴったりです。 波の上ビーチには海を見渡せるベンチや広場があり、お酒を持ち込んでゆっくりと過せます。 夕暮れ時には、オレンジ色に染まる海に心奪われること間違いなし! 地元の泡盛やオリオンビールを片手に、リラックスタイムを過ごしてみては?

瀬長島ウミカジテラス(豊見城市)

瀬長島ウミカジテラスは、オーシャンビューの絶景を楽しみながら外飲みができるスポットです。 ウミカジテラス内には外に席を設けているカフェやレストランも多いため、開放感のあるテラス席で、海風を感じながらお酒を楽しめます。 特にサンセットタイムには地平線に沈んでいく夕日とともにお酒を楽しむことができ、デートスポットとしても人気。まさに沖縄らしいリゾート気分を満喫できるでしょう。 関連記事: 瀬長島・ウミカジテラスの楽しみ方、おすすめスポット、アクセス方法まとめ

7.ホエールウォッチング

ザトウクジラが温暖な沖縄の海域に戻ってくる1月・2月は、ホエールウォッチングが楽しめる絶好のシーズン! 特に沖縄本島から慶良間諸島の海域は、クジラの繁殖と子育ての場としても知られています。 以下では、沖縄でホエールウォッチングが楽しめるおすすめのスポットを3か所ご紹介します。 各スポット周辺でツアーに申込めるほか、那覇港から出発するクルーズ船でホエールウォッチングを楽しめるツアーもありますので、ぜひチェックしてみてください!

座間味島(慶良間諸島)

座間味島は、ホエールウォッチングで有名なスポットのひとつ。慶良間諸島はクジラの観察に適した海域であり、クリアな海面が特徴です。 ザトウクジラが子育てをするために戻ってくるこのエリアでは、クジラのブリーチング(海面からジャンプする行動)やテールスラップ(尾を海面に打ちつける行動)などを見ることができます。 島内にはホエールウォッチングツアーを提供する会社が多く、運が良ければクジラの声を聞くことができるアクティビティもあります。

渡嘉敷島(慶良間諸島)

渡嘉敷島も、慶良間諸島に位置しているホエールウォッチングの人気スポットです。特に1月から3月にかけて、ザトウクジラが多く目撃されることで知られています。 渡嘉敷島では、ホエールウォッチングの専用ボートツアーが多く運行されており、ガイドさんがクジラの行動や生態について詳しく説明してくれるため、はじめての方もあんしんして楽しめます。 渡嘉敷島周辺ではダイビングやシュノーケリングも人気があり、ホエールウォッチングと合わせて海の自然を満喫できます!

伊江島(本部半島)

沖縄本島北部の本部半島からフェリーでおよそ30分で行ける伊江島も、ホエールウォッチングのスポットとして注目されています。 伊江島周辺の海は、1月から3月にかけてザトウクジラが現れやすいエリアとして知られており、フェリーの運航中に偶然クジラを目撃することもあるといわれるほど……! 伊江島は自然豊かな島であり、ホエールウォッチングツアーのほかに、美しいビーチや鍾乳洞などの観光スポットも楽しめます。 島の展望台からは周囲の海を見渡すことができ、クジラの動きが確認できることもあるとか。伊江島を訪れるなら、展望台も要チェックですね!

8.旧正月

旧暦に基づいて行われる旧正月は毎年日付が変わり、2025年の旧正月(ソーグヮチ)は1月29日(水)です。 旧正月には、ウチナーンチュは伝統行事を行ったり家族で集まったりして過ごします。 その一方で、関連イベントや文化を体験する機会もあるので、観光客の方々もタイミングが合えば沖縄ならではの旧正月の風習を楽しめます。

旧正月の由来と歴史

沖縄の旧正月は、琉球王国時代から続く伝統的な行事。中国や朝鮮半島、日本本土などの影響を受けつつ、独自の文化として発展してきました。 明治時代における日本の近代化の過程で、沖縄でも新正月(1月1日)を祝うようになりましたが、いまも旧正月を重要な行事としている地域もあります。

旧正月の過ごし方

沖縄の旧正月では、仏壇やお墓をきれいに掃除しご馳走や果物、泡盛などを供え、家族や親族が集まって先祖を敬い、幸運を祈って過ごします。「先祖とともに過ごす」という考え方が根付いているのです。 旧正月の時期には、多くの家庭がお祝いの食事である「ウサンミ」と呼ばれる沖縄の伝統料理を用意します。豚肉料理やお刺身、昆布巻き、黒豆など、本土の正月料理と似たものもありますが、沖縄特有の食材や調理法も多く取り入れられています。 沖縄ならではの「年頭挨拶」と呼ばれる習慣もあり、親戚や近所の人々を訪れて、互いに新年の挨拶を交わすことも大切な行事のひとつです。

旧正月の伝統行事

沖縄の旧正月には、地域ごとにさまざまな伝統行事が行われます。 たとえば八重山諸島では、旧正月に「ムニィガー」という伝統行事が行われます。これは、家々の屋根に登り、その年の天候や農作物の豊作を占う儀式です。 ほかにも宮古島では、「パーントゥ」という悪霊払いの伝統行事が行われます。パーントゥは泥まみれの鬼のような姿をした存在で、村中を練り歩きながら悪霊を追い払い、厄除けを行います。 この行事は宮古島の人々にとって重要な旧正月の一部で、地域の結束を強める役割も担っています。

観光客向けの旧正月イベント

那覇市や一部の離島では、旧正月の時期に合わせてエイサーや音楽のパフォーマンスが行われたり、地元の特産品メインのマーケットが開催されたりします。 たとえば、那覇市内で開催される「新春琉球祭り」では、エイサーや沖縄民謡の演奏が披露され、地元の人々と観光客が一緒に旧正月を祝うイベントが開かれることもあります。 八重山諸島や宮古島などの離島では、旧正月の風習や儀式を体験できるツアーも人気です。 イベントや体験をとおして、沖縄の旧正月ならではの特別な雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?

番外編:旬のグルメも要チェック!

1月・2月とはいえ、本土と比べて暖かい沖縄。さまざまな種類の海産物や野菜、フルーツなどが、この時期にも収穫されるため、旬の沖縄グルメもチェックしておきたいところです。 以下では、1月・2月に旬を迎える沖縄グルメを5つご紹介します。

島らっきょう

1月から2月にかけて旬を迎える島らっきょうは、沖縄を代表する野菜のひとつ。島らっきょうならではの辛味とシャキッとした食感は、特にお酒のおつまみとしても人気です。 島らっきょうは、天ぷらや塩漬けで食べるのが基本です。 天ぷらにすれば、外はサクサク、なかはホクホクで、箸が止まらなくなること間違いなし! 柔らかい塩漬けは味噌につけて食べるのが、地元の定番です。

シークヮーサー

1月・2月が旬の沖縄のフルーツといえば、シークヮーサー! 酸味が強く爽やかな風味のシークヮーサーは、ジュースや調味料によく使われます。 この時期になると、多くの飲食店でシークヮーサーのドリンクやデザートが提供されます。 少し変わり種でいうと、沖縄そばにシークヮーサーを絞ってかければ、いつもと違うさっぱりとした味わいを楽しめますよ!

アーサ

1月・2月は、沖縄の海藻「アーサ(あおさ)」が旬を迎える時期。アーサは青のりに似た風味で、磯の香りがつよい海藻です。 この時期のアーサは味が濃く、お味噌汁や天ぷらで食べると絶品! 特にシンプルなすまし汁にアーサを加えた「アーサ汁」は、少し肌寒い1月・2月の沖縄で心も身体も温めてくれるグルメとして人気です。

イラブー(エラブウナギ)

1月・2月の沖縄グルメといえば、イラブー(エラブウナギ)も欠かせません。 イラブー(エラブウナギ)はウナギの一種で、特に沖縄の離島で伝統的に食べられてきた食材。燻製や煮込みのほか、イラブーを長時間煮込んでつくる「イラブー汁」が人気です。 なかなか珍しい食材ではありますが、沖縄の伝統料理を体験するためにも見つけたらぜひチェックしてみては!

タマン(ハマフエフキ)

タマン(ハマフエフキ)は、1月・2月が旬の白身魚。淡白な味わいですが脂がのっていて、刺身や塩焼き、煮付けとして食べるのが一般的です。 タマンの刺身はぷりっとした食感が特徴で、特に醤油やポン酢との相性が抜群! 塩焼きにすると、旨味がぎゅーっと凝縮されます。 各所の飲食店のほか、那覇の公設市場などでもすぐ見つけられるでしょう。

1月・2月の沖縄も魅力たっぷり。この時期だからこそのツウな楽しみ方を堪能しよう!

沖縄の観光シーズンは夏、それは間違いありません。ただ、1月・2月の冬の沖縄も魅力満載です! 幻想的な光が亜熱帯の植物を包み込むイルミネーションを堪能したり、リゾートホテルでまったり過ごしたり温泉に入ったり、濃いピンク色がかわいいカンヒザクラのお花見を満喫したり……、さまざまな楽しみ方で過ごせます。 この時期だからこそのツウな楽しみ方・過ごし方で、ぜひ冬の沖縄をご堪能ください!

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