「かけがえのない友と青春謳歌」 生徒会長 和田悠花さん
学校生活の改善や向上、さまざまな活動の連絡調整、学校行事への協力などを目的に組織される生徒会。その代表を務めるのが、生徒会長の和田悠花さん(3年)だ。生徒側の意見を吸い上げ反映させるなど、学校をより良くするべく奔走。創立100年の節目に、インタビューを試みた。
***
――生徒会活動の目玉を教えて下さい。
「やはり『鵠輝祭』(学校祭)ですね。催し物からステージパフォーマンスまで、それぞれのクラス、部活動がみんな盛り上がる企画を用意。生徒会では校内を鮮やかに装飾するなど、夏休みに入ると準備を進め、開催前からワクワクしながら取り組んでいます」
――そもそも生徒会長になった経緯は。
「鵠沼高校に入学してすぐ、生徒会活動に汗を流す先輩の姿を見ました。堂々とした振る舞いで『私もあんな風になりたい』と思いを抱き、1年生から生徒会に携わりました。せっかくなら学校に全力で貢献してみようと、今に至ります」
――学校の好きなところは。
「人と人とのつながりです。後輩から先輩まですれ違うたびにあいさつしますし、新入生歓迎会に顔を見せる卒業生も。優しく見守り、指導して下さる先生方は私たちの良き理解者です」
――今後、学校に何を望みますか。
「私はここで一緒に学んだり、遊んだりする一生の友達ができ『青春を謳歌しているな』とつくづく実感します。温故知新。お互いに切磋琢磨できる環境はこれからも変わらず、長い歴史や伝統を大切にしながらも新しい風が吹いてくれれば」