大学入学共通テスト始まる 上越市は2会場813人 「新課程」で初実施
大学入学共通テストが2025年1月18日、全国651会場で始まった。新たな学習指導要領に対応し、教科などを再編して行われる最初の試験。新潟県上越市では上越教育大学と県立看護大学の2会場で813人が志願し、雪が降る中、受験生は家族らに見送られて試験に向かった。
《画像:雪の中会場入りする受験生(18日午前8時過ぎ、上越教育大学)》
新学習指導要領に対応し、データ活用やプログラミングについて問う「情報」が新たに加わり、これまでの6教科30科目から7教科21科目に再編された。全国の49万5171人が志願し、県内は8732人、このうち上教大は505人、看護大は308人だった。
上教大では試験開始2時間前の午前7時30分から受け付けを開始。朝から雪が降ったが大きな混乱もなく、同8時過ぎには専用バスも到着して受験生が続々と会場入りした。
《画像:緊張感漂う上教大試験会場》
県立高田高校の女子生徒は「平日4時間以上、休日10時間以上と決めて勉強してきた。模試などを思い出して緊張せずに力を発揮したい」と意気込んでいた。
初日は地理歴史と公民、国語、外国語、19日は理科と数学、情報が行われる。