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<イライラ旦那>怒りっぽいので「薬飲んでみる?」と言ったら余計にキレられた…本当に何とかしたい!

ママスタセレクト

毎日の生活のなかで、旦那さんの機嫌に振り回されるのは苦しいことです。とくに怒りっぽい旦那さんと暮らしているママにとっては、家が安心できる場所ではなく、常に緊張を強いられる戦場のように感じられることもあるでしょう。

『旦那がしょっちゅうイライラして怒っているので、常日頃つらくてどうしたらいいのだろうと思っていました。ふと見かけた漢方薬にイライラを抑えると書いてあったので、これだ! と思い「イライラを抑える薬あるから飲んでみない?」と言ったらさらにイライラされて怒られました』

これは投稿者さんなりの、気持ちを軽くする冗談だったのでしょう。困った投稿者さんは、何と言えば旦那さんが怒らないで話を聞いてくれるのか、ママたちに質問しました。怒っている人に「怒りを抑えて」と伝えるのは、火に油を注ぐ行為になってしまうこともあります。どうすればその怒りに巻き込まれず、自分の心を守れるのでしょうか?

イライラさせないのはムリゲー

普段、旦那さんと一緒に仕事をしている投稿者さん。同じ空間にイライラしている人がいると、つらくなってしまいますよね。ママたちがまず口を揃えて言うのは「ムリに話をしようとしないほうがいい」ということでした。

『話なんて聞かないでしょう。言うだけムダだと思う』

『ムリです! 何をしてもイライラしています。うちは、旦那と2か月くらい口をきかなかったこともあります。心のなかで何度も旦那を川に流していました。今は77歳になって丸くなっています。長い目で見るしかないのです』

投稿者さんは「77歳まであと30年……。長い目で見るしかないのですね」と苦笑い。相手を変えようとしても変わらない現実に、まずは期待しすぎないというスタンスでいることが大前提かもしれません。

イライラしている人への対応の工夫

旦那さんのイライラの裏にある原因として、生育環境を指摘するママもいました。そして、このような具体的な対応についてのアドバイスも。

『怒ってる人と話すときは、とにかく冷静に。「言い方が悪かったね」「そう感じたのだね」と相手の気持ちを受け止める言葉を添え、「最近疲れてるの?」と原因を探る。決して「なんでイライラしているの?」と核心をつかないこと。心配だという雰囲気を出し、相手の心を柔らかくしてあげるといい』

でも投稿者さんはすでにそうした対応をしており、「私ばかりが気をつかう生活に疲れて、旦那がイライラするたびに死にたくなってしまう」と本音を漏らします。それに対して、「優しく対応し続けていると、こうすれば優しくしてくれると学習してしまうのでは……」との心配するママの声もありました。

そもそも自分の感情を自分でコントロールするのが大人では?

ママたちは、「怒っている側が自分で感情をコントロールすべき」と指摘します。

『何も悪くないあなたが、旦那に気をつかう必要はありませんよ。自分で自分の機嫌を取るのが一人前の大人です。それかできない人は放置。ヘタに構うと余計につけ上がりますよ』

『格闘技でも習って、強くなってみたら? イライラをぶつける相手を選んでいるなら、それはコントロールしている証拠。ならばこちらが変わったほうが早い』

たしかにイライラは、弱い立場の人にぶつけられることが少なくありませんよね。身を守るためにまず自分が強くなる、というのも一案かもしれません。怒りを人にぶつける行為は、感情を人任せにしている状態とも言えます。きちんと気持ちを整理して、伝え方を選ぶことこそが大人の対応なのではないでしょうか。

心を守るために物理的に距離を取る

旦那さんは、旦那さん以上に怒りっぽいお義父さんを見て育ったよう。さらに否定され続けて育っているので、このような性格なのだと投稿者さんは推測します。

『少し距離を取るだけでも変わります。旦那さんは、あなたが離れていかないと高をくくっているのかもしれません。“紙切れ一枚で他人になれる”という現実を意識させるのも手です』

『うちの旦那はTHE昭和! 上からものを言うし、怒鳴ります。だからこちらも無視したり、食事の時間もさりげなくずらしたりします。絶妙な距離を取ったほうがいい』

『私はイライラしている人が同じ空間にいるだけで不快だから、別室に逃げて一切話さない。こうして家庭内別居になっていくのかも』

ママたちは「極力関わらないほうがいい」とアドバイスをくれました。怒りの感情は、本人の内側の問題です。その怒りを毎日ぶつけられてしまうと、投稿者さんの心がすり減ってしまいます。

ときに諦めが心の安らぎになることも

優しくしよう、理解しよう、変わってもらおう……そう頑張ってきた投稿者さん。しかし、最終的に「ムリという意見があって、そうかムリなのだと気づいたら、少し気が楽になりました」と気持ちの変化を綴っていました。なんとか変わってほしいという思いを手放し、自分の心を守ることを最優先にする。その意識の切り替えこそが、長く続くストレスを解消する第一歩になるのかもしれません。 怒りっぽい旦那さんに悩んでいるのは、決して投稿者さんだけではありません。夫婦なのだから、わかり合えるはず、きっといつか変わってくれる……そう思い続けて疲れ切ってしまう前に、自分の限界に耳を傾けてみてください。ムリをしないこと。離れてみること。優しくしすぎないこと。ときには諦めることで自分を守る勇気も必要なのかもしれません。投稿者さんの心が少しでも軽くなりますように。


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