2028年ロサンゼルス五輪目指す不破聖衣来になにわ男子・西畑大吾さんが迫る【全国大学対校男女混合駅伝】
長居公園特設コースで16日開催
大学駅伝で世界唯一の男女混合レース「第5回全国大学対校男女混合駅伝」が16日に大阪・長居公園の特設コースで開催される。
男女6人が交互にタスキをつなぐ同大会は今回で5度目の開催。昨年優勝の順天堂大など全国の20校と関西学連選抜を加えた計21チームが出場し、女子10000m日本歴代3位の記録を持つ不破聖衣来(拓殖大4年)も最後の大学駅伝に臨む。出場21チームは以下の通り。
■シード校※昨年度の上位12校
順天堂大、日本体育大、城西大、京都産業大、拓殖大、関西大、立命館大、筑波大、駿河台大、中央大、東洋大、立教大
■選考校※WA(世界陸連)スコアリングテーブル上位8校
大東文化大、環太平洋大、亜細亜大、早稲田大、摂南大、佛教大、同志社大、明治国際医療大
■関西学連選抜
最後の大学駅伝に臨む不破聖衣来
レースは同日正午からカンテレ・フジテレビで生中継。大会アンバサダーには、なにわ男子・西畑大吾さんが決定した。
中学校時代は陸上部に所属し、短距離走に打ち込んだ西畑さんは、大学女子駅伝界のヒロイン・不破聖衣来と対談。大学4年間の競技生活を振り返り、マラソンで2028年ロサンゼルスオリンピック出場を目指す今後のビジョンなど、不破の素顔に迫る。
収録を終えた西畑さんは「事前に不破選手の映像を拝見して、本当に自分の軸がしっかりされている方なんだろうなと思っていましたが、その印象は変わりませんでした。大学4年間で酸いも甘いも経験したからこそ感じる内に秘めた強さ、その一方で、等身大の21歳の姿も見られたので、強さと柔らかさを兼ね備えた方なんだろうなと思いました」と振り返った。
対談の模様は、10日午後4時45分から放送の『news ランナー』(関西ローカル)内で放送される(※生放送のため内容変更の可能性あり)。
Ⓒカンテレ
丸刈りが嫌で陸上部に入った西畑大吾さん
西畑さんが陸上を始めたきっかけは「小学生の頃にソフトボールをやっていた流れで、中学校では野球部に入るつもりでした。ただ、僕の学校の野球部が丸刈りにしないといけなくて、それが嫌で、足が速いという理由だけで陸上部に入りました(笑)」と明かす。
しかも「2歳年上の兄も“丸刈りにしたくない”という同じ理由で、野球部ではなく陸上部に入っていて…(笑)。同じ中学校だったので、僕が1年生のときの3年生の先輩で、一緒に部活をしていました」と苦笑いした。
大会当日の生中継にも出演する西畑さんは「初めて放送席に座らせていただきますが、視聴者の皆さんと同じ感じで“速い!”とか“すごい!”とか、興奮した声がそのまま出てしまうと思います(笑)。そのあたりは正直不安ですが、解説や実況のプロがいらっしゃるので、僕は視聴者の皆さんと同じ目線に立って素直な気持ちをお伝えしたいです」と胸中を吐露する。
最後に「生中継は緊張しますが、選手の皆さん1人1人に思いがあると思うので、それを少しでもお伝えできたらいいなと思っています。男女どちらかが強いだけではいけない、チームのバランスが重要になる大会です。男女6人でつなぐ20kmというスピード感、そして最後まで順位がどうなるかわからない白熱したレース展開に注目して、視聴者の皆さんと一緒に楽しみたいです!」と力強く話した。
Ⓒカンテレ
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記事:SPAIA編集部