大学生と野球で交流 山下ジャイアンツ
少年野球チーム「山下ジャイアンツ」と横浜商科大学硬式野球部の交流会が、1月19日に区内西八朔町の同大グラウンドで開催された。同部が掲げる地域交流活動の一環で、昨年8月に続き2度目となる。
山下ジャイアンツの児童たちは、「どろけい」で体をほぐした後、大学生と一緒にシャトルランリレー、ベーランリレーに興じた。さらに指導を受けながら硬式球でキャッチボールを行ったほか、大学生のホームランダービーを見学。力強いスイングで打球をかっ飛ばす姿に大きな歓声を上げていた。また、休憩時間には大学生が手作りした豚汁も振る舞われ、心も体も温まる交流となったようだった。
参加した児童からは、「大学生のお兄さんが遠くまで打球を飛ばしていてすごかった」「同じように迫力のあるスイングがしたい」「とても優しく接してくれて楽しかった」「豚汁が美味しくておかわりした」「次の交流会も楽しみ」との声が聞かれた。
山下ジャイアンツの中川洋一郎監督は「守備練習でアドバイスをいただき、実技を見ている子どもたちのキラキラした目が印象的だった。横浜商大の野球部員が、近くて憧れの存在に変わった一日だったと思います」と話していた。
昨年の交流会以降も、子どもたちが商大野球部の試合の応援に駆け付けるなど、交流を続けてきた両者。互いに刺激を受け合っているという。
同野球部のマネジャー・元山颯人さんは「部員のみんなも子どもたちと楽しそうに過ごしていた。今後も継続して行っていきたい」と話している。