「見事の一言!」「我々に炎を灯す革命的傑作」「とにかく、はやく、みて!」全世界興収1億ドル突破!『ワン・バトル・アフター・アナザー』
カンヌ、ベネチア、ベルリン、世界3大映画祭の監督賞を制覇した唯一の監督、ポール・トーマス・アンダーソン。そんな天才監督が主演レオナルド・ディカプリオほか、アカデミー賞俳優と共に贈る全映画ファン待望の最新作が誕生。アンダーソン監督の「ブギーナイツ」主演を断ったことを最大の後悔として挙げるレオナルド・ディカプリオとのタッグが約30年の時を経てついに実現した。映画ファンのみならず、ディカプリオ本人までも待ち望んだ新たな傑作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が、現在大ヒット上映中だ。
名匠フランシス・フォード・コッポラ監督も絶賛している本作。日本からも、映画『新幹線大爆破』樋口真嗣監督、映画『国宝』李相日監督など各界の著名人からコメントが到着した。
息もつかせぬ“怒涛のチェイスバトル”開幕
ポール・トーマス・アンダーソン監督が20年以上の歳月をかけて書き上げた脚本と唯一無二の演出で新たな傑作を創り上げた。主演のレオナルド・ディカプリオはテンパる革命パパ・ボブを演じ、ボブを執拗に追う衝撃の〈変態軍人〉にショーン・ペン、神出鬼没な〈センセイ〉を演じたベニチオ・デル・トロという<全員オスカー受賞歴アリ>の超一級キャストが集結。変態軍人に命を狙われるボブの娘を演じた新鋭・チェイス・インフィニティ、最強のカリスマ革命家を演じた歌手のテヤナ・テイラー、革命家仲間のレジーナ・ホールら豪華キャストの演技のアンサンブルも見所のひとつとなっている。
最愛の娘平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家のボブ(レオナルド・ディカプリオ)。突然、最愛の娘(チェイス・インフィニティ)がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”(ショーン・ペン)。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらもボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。ボブのピンチに現れる“センセイ”(デル・トロ)の手を借りて、元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それとも—。
9月26日より全米&全世界74の国と地域で公開され全米No.1スタートを切り、2週目も好調にキープし、全世界興行収入1億ドルを突破、公開10日間で、ポール・トーマス・アンダーソン監督作品として史上最大の興行収入を記録した。
ついに日本でも10月3日(金)より全国352劇場、436スクリーンにて公開。10月3日(金)~10月5日(日)で興行収入約1.31億円/動員約8.38万人を記録し、好スタートを切った。映像にこだわるポール・トーマス・アンダーソン監督がビスタビジョンで撮影した本作は、IMAX史上初となる全編を1.43:1の拡張アスペクト比で上映され、かつてない映像体験を求める映画ファンが歓喜の声を上げている。IMAXはじめDolby Cinemaなど映画の世界観に没入できるラージフォーマット上映は売り切れる劇場が続出し、公開を待ちわびていた多くの観客が劇場に押し寄せた。
<コメント>
フランシス・フォード・コッポラ(監督)
2度観たい作品だ。まるでキューブリックの映画のように、もう一度観たいと思った。現代アメリカのリアルを舞台にしたアクション物語であり、現実を背景にしたフィクションのスリラーである点が素晴らしい。そしてやがて、父と唯一の娘のラブストーリーとして展開していく…私にとって非常に感動的な作品だった。
樋口真嗣(映画『新幹線大爆破』監督)
100年以上の歴史を重ねても、まだまだやれることがいっぱいあるんだ。
もうれしい気持ちでいっぱいになる。
こういう映画と出会えるから私は映画をやめられない。
とにかく、はやく、みて!
李相日(映画『国宝』監督)
PTAが格の違いを見せつけ、“面白さ”の定義をひっくり返した。
映画に革命が起きた瞬間を見逃してはならない
加藤シゲアキ(アーティスト・小説家)
飽くなきエゴと不自由への抵抗を描いてきたPTAの新作が、オーセンティックな痛快ハリウッド映画でありながら特有のシニカルな視点に満ちた、見事な領域の映画へと昇華したことに驚いている。やっぱり私は彼を信頼せざるを得ない。そして本作に関わったキャストやスタッフも同じ思いに違いない。
これほどまで一瞬も目が離せない映画は久しぶりだ。
山田兼司(映画プロデューサー)
映画史の獣道を開拓し続けてきた孤高の天才PTAの最高傑作がまさかのビスタビジョンによるカーアクションになることを誰が想像しただろうか。20年の構想と「ブギーナイツ」の因縁を経てのディカプリオとのタッグ。そこにPTA自身の人生経験が結実した先に待っていたのは、すべての観客の心を揺さぶる未体験の家族ドラマだ。劇場でしか味わえない体験型映画の最先端はPTAが生み出してしまった。
村松健太郎(映画文筆屋)
ポール・トーマス・アンダーソンが、“今”を見事に撃ち抜いた必見の痛快作!
大作であり、普遍的な親子の物語でもある。オスカー俳優を集合させたエンタメ色の強さだけではなく、周到に考え尽くされた脚本で、強烈に“アメリカと世界の今”を感じさせる濃厚な作品に仕上げている。見事の一言!
SYO(物書き)
逃亡疲れで記憶も体力も鈍りきった元革命家のパパが
一人娘を救うため現役バリバリの宿敵を追う側に回る!
武器は愛だけ、計画はゼロ——だがこの熱は奪えない。
筋も演出も芝居も感情も次から次へと激化する162分。
洋画はまだまだ面白い。我々に炎を灯す革命的傑作だ。
『ワン・バトル・アフター・アナザー』は大ヒット上映中