BMXの全日本選手権へ 小学3年の金澤さんが意気込み 名張
自転車のBMX(バイシクル・モトクロス)の技を競う「全日本BMXフリースタイル選手権」(岡山市で10月3日から5日)に、三重県名張市立桔梗が丘南小3年の金澤稔さん(8)が出場する。金澤さんは9月26日、同市の出江良隆副市長を表敬訪問し、大会への意気込みを語った。
金澤さんは4歳の時から自転車が好きで、小学1年の9月から伊賀市内のスクールでBMXを習い始めた。現在は週5日通い、1日に1時間30分の練習を重ねている。
全日本選手権では、平らな場所で90秒の間にアクロバティックな技を次々に披露する「フラットランド」の7から9歳男子部門に出場する。4月と7月にあった大会で好成績を収め、出場権を得た。
得意技は、前輪を上げた状態からペダルに乗って後輪を蹴り、自転車を回転させる「メガスピン」。全日本選手権に向けては「予選を通過したい」、将来については「世界チャンピオンになる。名張でBMXをする人が増えてほしい」と語った。
出江副市長は「日ごろの練習の成果を発揮して、楽しんできて」と激励した。