【京都】ランチ4800円 予約はお早めに!東山の邸宅に鮨店がオープン「鮨麻布 東山」
THE SODOH内、本格鮨店の「鮨麻布 東山」。THE SODOH内にあり、ランチは4800円とオープン直後から話題に。全貌をご紹介します。
THE SODOH内に本格鮨店がOPEN
京都を代表する観光地、東山。高台寺のむかいにたたずむ、THE SODOH。
巨匠 竹内栖鳳の旧私邸で、優美な佇まいの日本家屋と1700坪の広大な敷地に四季の彩りを映す庭園です。観光地の中心と思えない静けさです。
非日常的な敷地内には、レストランやウェディング、イベントスペースが用意されています。
今回は、新たに加わった本格鮨店をご紹介します。
お店の名前は、「鮨 麻布 東山」。
ニューヨーク、フロリダでミシュラン1つ星を獲得した「AZABU」の系列店で、国内1店舗目の麻布台ヒルズに続く2店舗目になります。
エントランスでスタッフの方が案内してくれるのですが、「鮨 麻布 東山」は建物の一番奥にあり、少し特別感を感じます。
気になるコースですが、おまかせコースのみで、
ランチは4800円、ディナーは9800円と意外とリーズナブル。要予約です。
今回は、ランチのかるくおまかせコースをご紹介します。季節によって異なりますが、13品ほどの充実したコースです。
京都の日本酒「日日」を頂き、スタート。日本酒はグラスで800円~、メニューにのっていないその日のおすすめもあります。
大満足の鮨ランチコース
まずは、つまみの戻り鰹のたたきから。脂ものった濃厚な旨味で、鮮度のいい鰹です。
あさつきの薬味がいいアクセントになっていました。
職人の仕事を間近で楽しむことができるのが、カウンター席の魅力ですね。ゆっくりと楽しめるテーブル席も用意されています。
京都の市場はもちろんですが、全国から食材が集まる豊洲をメインに仕入れされています。
ここからは握りで、鯛の昆布締め。鯛の旨味を昆布と藻塩が引き立て、すだちの酸味がいい仕事をしていました。
柔らかい酸味の効いた、ほろっと口の中でほぐれる酢飯です。
熟成のさわら。熟成ならでは、ねっとりとし旨味を感じます。
少し珍しいしいたけの握りです。香ばしい風味、しいたけの旨味、弾力のある一品。箸休め的な創作寿司です。
無駄のない美しい所作で、一貫一貫丁寧に。カウンター席の醍醐味ですね。
ミナミマグロの漬けです。もちっとした食感で、マグロならではの旨味が口いっぱいに広がります。
創作メニューの焼き胡麻豆腐です。
何時間もかけて丁寧につくる胡麻豆腐で、もちっととろけるような食感。胡麻の風味を堪能できる一品です。本わさびもいいアクセントになっていました。
美しい中トロは、体温でとけるような融点の低さで、脂の旨味が際立ちます。
この日のおすすめのお酒は、鈴鹿市 清水清三郎商店の「作」のひやおろしでした。ひろおろしらしいフレッシュな酸味と透明感のあるお酒でした。
この酒器は辺によって厚みが異なり、飲む度に変わる口当たりを楽しめます。
高級魚の金目鯛の炙りです。直前に皮目をさっと炙り、香ばしさと溶けでた脂の旨味が楽しめます。余韻が残る美味しさとはこのこと。
高級海老、生の牡丹海老です。ねっとりと甘く、他の海老にはないぷりぷり感はぼたん海老ならではです。
とろたくは、軍艦や手巻きではなく、握りです。強い旨味とたくあんの食感、この組み合わせがクセになる美味しさです。
最後の食事はバラちらしに、様々な食材の味と食感の変化を楽します。
お椀もセットになっていて、ほっとする美味しさです。
最後は、玉子で〆。和三盆を使った優しい甘味で、蒸して作るため、まるでプリンのような滑らかな食感でした。
こちらで充実のコースが終了です。男性もお腹いっぱいになるボリュームではないでしょうか。
趣向を凝らしたお料理もあり、最後まで美味しく、楽しくいただけました。
夜のコースも楽しみになるようなランチになりました。
新旧の良さが混ざりあった上質な空間で頂く、本格鮨は唯一無二の体験になると思います。
ランチは平日限定とのことですが、すぐに予約困難になるのではないでしょうか。早めのご予約が吉です。
店舗情報
店名:鮨麻布 東山
住所:京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町366 (SODOH レストラン内)
電話番号:075-541-3331
営業時間:11:00~15:30 / 17:30~22:00
定休日:不定休
https://www.instagram.com/sushiazabu_higashiyama/