映画祭出品決定 草笛光子「こんなにワクワクソワソワするのは久しぶり」『アンジーのBARで逢いましょう』
草笛光子主演映画『アンジーのBARで逢いましょう』の、ポンペイ国際映画祭コンペティション部門選出が発表された。アンジーが海を渡り、イタリアで公式上映される。
映画祭出品に草笛も大興奮
6月3日~8日(現地時間)開催される第1回ポンペイ国際映画祭は、アーティスティック・ディレクターをエンリコ・ヴァンツィーナ(映画プロデューサー)弁護士のアンナリータ・ボレッリ(イタリア映画史協会会長)を務め、映画というユニバーサルなアートを通して、「人々に知識やひらめきを与え、人々をつなぐ」作品を紹介することを目的とする映画祭。
作品がその国や地域の伝統や特色、その国の人々のストーリーを伝えることができる作品がセレクションされる。
ゲストとして、パオロ・ソレンティーノ監督やマッテオ・ガローネ監督、フェルザン・オズペテク監督等、イタリア在住の著名監督が招かれる予定だ。
コンペティション部門選出に伴い、大林宣彦監督などの助監督を長年務め本作のメガホンをとった松本動(まつもとゆるぐ)監督と、本作で女手一つで美容院を経営しながら息子を育て草笛演じるアンジーに出会い運命が変わっていく満代を演じた松田陽子、映画『デンデラ』で出会い草笛と本作を作り上げたプロデューサーの古賀俊輔が登壇予定。
映画祭正式出品にあたり、草笛からは「アンジーが海を渡り海外映画祭で上映されることになりました。うれしいような、恥ずかしいような気持ちです。イタリアの皆さんに楽しんでもらえるのかしら、日本のおばあさんをどう思うのかしら、考え出したらキリがない。こんなにワクワク、ソワソワするのは久しぶりなので楽しまないともったいないですね。このような機会をくださってありがとうございます」と、喜びのコメントが到着した。
『アンジーのBARで逢いましょう』は全国公開中