「コメだけじゃダメですよ」参院選の試金石、都議選どうなる?負けるパターンとは
6月16日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と、東京都議選について意見を交わした。
コメ騒動がどこまで持つか
寺島アナ「共同通信は14・15日、参議院選挙に向けた試金石となる22日投開票の東京都議選について、都内の有権者およそ1000人に電話調査を実施しました。投票先としては、選挙前の勢力が30議席の自民党が16%で最多。立憲民主党と共産党が11%。小池都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が10%。国民民主党が6%。公明党が5%となっています。令和新選組と日本保守党は4%で、参政党と石丸慎治氏が代表の地域政党「再生の道」は3%でした。今朝は読売新聞でも都議選の情勢分析の記事を載せていまして、調査によると、政党別の投票先では、都議会第一党の自民党が20%と最多。5月の前回調査からトップを維持しています。都民ファーストの会が10%。立憲民主党と国民民主党がそれぞれ7%。共産党、公明党がそれぞれ4%。無回答が31%でした。この都議選の情勢ですけれども、上念さん、これはどうご覧になりますか?」
上念「自民党がコメ騒動で復活ですね。予想どおりかなと。コメ騒動がどこまで持つかって感じですけどね。この後、日米協議の結果とかも入ってくるんで、やっぱり仕事しないとね」
寺島「そうですね、仕事をしないとね」
上念「じゃないとダメかなと思います。だいたい、そういうのが負けるパターンって、仕事をちゃんとやってなくて、やってないのに多選しようとして落ちるみたいなパターンだと思います。ちゃんと仕事をすれば、いい結果が出るんじゃないですか。そういう意味で言うと減税とか基礎控除の問題がどっか行っちゃいましたけど」
寺島「そうなんですよね」
上念「私は、消費税減税よりは社会保障減税の方がいいと言ってますけど、現役世代の負担軽減というテーマについては継続的にやっていただかないと、コメだけじゃダメですよ」