【気軽につくる 長谷川あかりの薬味たっぷり夏ごはん】にらツナそうめん
長谷川あかりさんの薬味レシピは、夏バテ気味の私たちの救世主。「身近な材料で、簡単に」というやさしさにあふれているから、ヘトヘトな日でも、キッチンに立つ気になれるんです。
刻んだにらと削り節の上から、アツアツの油をジュッ! ツナ缶の油もごま油と合わせてむだなく使い、手軽で、エコで、うまみたっぷり。
【レシピ】にらツナそうめん
1 にらは根元の堅い部分を切り落とし、なるべく細かく刻む。しょうがはなるべく細かいみじん切りにする。ツナは缶汁を取り分けておく。ゆで卵は殻をむく。
2 鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんを袋の表示時間どおりにゆでる。ざるに上げて流水でもみ洗いし、しっかりと水けをきる。器2つに平らに盛り、1のにら、しょうが、削り節を等分にのせる。
3 小さめの鍋(またはフライパン)にツナの缶汁を入れ、ごま油大さじ1を加えて中火にかける。フツフツと沸いたら、2に回しかける(写真下)。
4 しょうゆ大さじ1+1/2を等分に回しかけ、ツナをのせ、半分に割ったゆで卵を添える。全体をよく混ぜて食べる。好みで黒こしょうをふっても。
[1人分470kcal 調理時間15分]
【教えてくれた人】長谷川あかり(はせがわ・あかり)
料理研究家、管理栄養士。肩ひじ張らない素直なレシピが、お疲れ気味の人たちにヒット。素材合わせのセンスも秀逸。
撮影・木村 拓(東京料理写真)
スタイリング・大畑純子
取材&文・奈良結子
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2025年8月号より抜粋